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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:総合教育科目演習Ⅰ(自然)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
総合教育科目演習Ⅰ(自然) 2025 通年 火3 経済学部 黒須 詩子 クロス ウタコ 1年次のみ 4

科目ナンバー

EC-IF1-31XS

履修条件・関連科目等

草刈りなどの野外活動を嫌がらず、意欲を持ってキャンパス内の動植物の名前を覚える努力をすること。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
 多摩キャンパスは、希に見る恵まれた自然環境を維持している。丘陵地特有の湧水が豊富であり、池のあるビオトープも備えている。稀少な動植物の保全について考察しながら、キャンパスの自然について理解を深め、そこに棲息する植物・動物の実態を把握する。キャンパスの生物多様性の維持・保全活動の一環としてビオトープの維持管理、樹林の手入れに参加する。 

科目目的

保全生態学の基礎知識を身につけながら、多摩キャンパスの動植物相について知識を深めること。

到達目標

学生が、多摩キャンパスの多様性に満ちた自然の価値を理解し、認識するようになること。

授業計画と内容

1. ガイダンスー生物多様性と生態系サービス
2. 生物多様性を維持することの重要性
3. 生物多様性とレッドリスト
4. レポート作成(希少種を保護することの意義)
5. 野外における危険な動物
6. 種とはなにか:分類学という仕事
7. 学名について
8. 外来種は本当に悪者なのか
9. キャンパスの希少種、絶滅危惧種の棲息状態を把握する
10. 野外実習(希少植物のモニタリング:A地区)
11. 野外実習(希少植物のモニタリング: B地区)
12. 野外実習(希少植物のモニタリング: C地区)
13. 野外実習(ビオトープに生息する水生生物のモニタリング(滝坂ビオトープ))
14. 野外実習(ビオトープに生息する水生生物のモニタリング(大谷戸北ビオトープ))
15. 授業特別協力者による草刈り、間伐の実演(予定、雨天の場合は延期)
16. 里山の作り方: アズマネザサの独占を許さないー下草刈りを含む樹林の手入れ
17. 野外実習(間伐、下草刈り:A地区)
18. 野外実習(間伐、下草刈り:B地区)
19. 野外実習(間伐、下草刈り:C地区)
20. 野外実習(希少植物にタグをつける:A地区)
21. 野外実習(希少植物にタグをつける:B地区)
22. 野外実習(希少植物にタグをつける:C地区)
23. 野外実習(落ち葉の搔き出し(滝坂ビオトープ))
24. 野外実習(落ち葉の搔き出し(大谷戸北ビオトープ))
25. 写真の整理(植物の種名同定)
26. 写真の整理(動物の種名同定)
27. キャンパス内で確認された植物のリスト作成
28. キャンパス内で確認された動物のリスト作成

(天候により、野外実習と室内の学習の順番は、入れ替わることがあります。)

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

動物園、もしくは博物館見学を行います。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 40 科学的な問題意識が、明確にされていること
平常点 60 授業の意義を理解し、草刈りやかいぼりなどに積極的に参加すること

成績評価の方法・基準(備考)

積極的な授業態度、レポートの成績に基づき評価します。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク/その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

野外に出て、おち葉救いなどのビオトープのメンテナンス、ホタル水路の手入れ、草刈り、間伐をするなどフィールドワークをしてもらいます。一回分の授業で特別協力者の方に、間伐の実演をしていただく予定です。


授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

授業時に、キャンパスの動植物の写真をアップしてもらって、種のリストを作る予定です。写真図鑑を作るのが目標です。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキスト:使用しない
参考書:E.O.ウィルソン『生命の多様性』I・II 岩波書店
    メイ・R・ベーレンバウム『昆虫大全』白揚社
    J.D. R.Frankham他『保全遺伝学入門』文一総合出版
    フレッド・ピアス『外来種は本当に悪者か?新しい野生 THE NEW WILD』 草思社

その他特記事項

 野外の実習では、かかとの高い靴などを履かず、スニーカーなどを用意してください。また、虫よけ、作業用手袋(軍手など)は原則として各自が持参してください。

参考URL

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