シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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グローバル・プロフェッショナル・プログラムB2(グローバルキャリア/インドⅡ) | 2025 | 秋学期 | 火5 | 商学部 | 藤井 真也 | フジイ シンヤ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-GL2-08XP
履修条件・関連科目等
2019年度以降入学生対象の事前登録科目です。
グローバルキャリア/インドⅠ・Ⅱはセット履修科目です。
プログラム履修宣言は「GPP(グローバル・プロフェッショナル・プログラム)」に自動で登録されます。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
文部科学省が掲げるアントレプレナーシップ教育の一環として、本学では2020年よりグローバルアントレプレナーシップ教育を開始しました。本教育に資する体験型授業として約1か月間、インドのシリコンバレーと呼ばれているベンガルールに拠点を構えるスタートアップ企業でインターンシップを執り行います。世界最大の人口(約14億人)を抱えるインドで約1か月間暮らし働くことで、インド特有の文化と商習慣を体験し、学生の時代からインド人材と共に協労することでイノベーション創出の原動力となる日印協力を推進する人材輩出を目指します。インドに渡航して現地のスタートアップ企業でインターンシップを行う授業(本派遣プログラム)は、日本国内の大学では初の実施となります。今科目では長期休暇(夏休み)を活用して実施します。また本プログラム参加者のへの渡航前イベントとして、在日インド大使館での壮行会、渡航後にはラマイア大学との交流会、現地政府でのプレゼンテーションなども企画していきます。
科目目的
プログラム科目に設置されたPBL型の科目は、商学部アドヴァンスト科目に位置付けられていることから、様々な分野において、多様性を理解・尊重し、柔軟な適応力・総合的な判断力・確かな実践力を身に付け、他者と協働する力を養うことを目的とします。
・日本政府はインド高度人材獲得を目指しています。大学時代からインド人材との協業を経験することで、異文化理解、民族性と商習慣を理解して、社会人での即戦力になることが期待できます。
・インドのシリコンバレー、ベンガルールに1か月滞在し、世界1位の人口を抱える多民族国家を体感します。世界3位のユニコーン企業数を誇るスタートアップ企業で就労体験、ジュガードイノベーション、アジャイル型プログラム開発などを学びます。
・米国シリコンバレーと双璧を成すインドのシリコンバレーにおいて、日本では体験できないグローバルエコシステムに身を置き、数々のスタートアップが創出されるインド流メカニズムの仕組みを理解します。
・滞在中はラマイヤ大学の現地学生との交流も実施し、インド文化理解等も深めます。
到達目標
グローバルアントレプレナーシップについて
商学部では「ソーシャル・アントレプレナーシップ・プログラム」を開講しています。
本プログラムの担当教員 藤井真也が所属する理工学部では2020年より専任教員を配置、2021年より新カリキュラムを新設し、大学入学時より、グローバル目線と語学力を養い、ボーングローバルな新事業創出を目指すスキルを習得する、グローバルアントレプレナーシップ入門/演習科目「グローバルアントレプレナーシップ」教育を開始しました。授業では、インド流商習慣、インドビジネス成功の秘訣、ジュガードイノベーション、グローバルビジネスプラン作成、効果的なグローバルピッチなどのスキルの習得を目指しています。担当教員はインドで暮らし働き、日本企業のインド進出支援を数多く担って来たが、そこで得られた経験に基づき授業とインドでの体験型学習を通じて明日を担うグローバルビジネスリーダーの育成に取り組んでいます。
この度、商学部においても本科目を通じて同様の目標を掲げる授業を開始します。
授業計画と内容
第1回 事前研修及びマナー研修
第2回 インターンシップ先での実習
第3回 インターンシップ先での実習
第4回 インターンシップ先での実習
第5回 インターンシップ先での実習
第6回 インターンシップ先での実習
第7回 インターンシップ先での実習
第8回 インターンシップ先での実習
第9回 インターンシップ先での実習
第10回 インターンシップ先での実習
第11回 インターンシップ先での実習
第12回 インターンシップ先での実習
第13回 インターンシップ先での実習
第14回 現地での英語による実習の発表会
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テーマに関しての情報を収集しておくこと。
各インターンシップ先の事前学習での予備スキル習得
事後報告会のためのスライドとレポートを作成してもらいます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 事後報告会での発表とレポート |
平常点 | 70 | 研修先企業での活動内容、評価 |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点:研修先企業での活動内容、評価(70%)
レポート:事後報告会での発表とレポート(30%)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
富士電機(株)にて計測制御システムの企画・開発に従事
ソニー株式会社にてデジタル機器の商品企画・マーケティングに従事
独立行政法人日本貿易振興機構にて対日投資部対日ビジネス課長、米国・ニューヨークセンター次長、インド・チェンナイ事務所長所長、中部統括センター/名古屋事務所中部統括センター長/名古屋事務所長、大阪本部長、サービス産業部、知的財産・イノベーション部長、デジタル貿易・新産業部長等を歴任、
現在は参与として経営陣を補佐
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務経験を基にグローバルビジネスに関わる実践教育を訴求
・グローバル人材育成
・アントレプレナーシップ
インド駐在経験に基づく実践教育
テキスト・参考文献等
テキスト:レジュメ等配布資料を配布する。
参考文献:適宜紹介する。
その他特記事項
日本における当該授業履修率は全大学生6%程度と低迷。他方で欧米など主要先進国では30%超で、その差は歴然となっている。このスキルを養い、自らコトを興す人材を養成することが、低迷する日本経済を活性化させることと定義、文部科学省など日本政府の政策の柱になっている。目指せ「不確実性社会に立ち向かい、地球規模で活躍する高度人材」