シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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人間信頼性工学特論 | 2025 | 後期 | 火3 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 中條 武志 | ナカジョウ タケシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-SS5-7C14
履修条件・関連科目等
学部の「品質管理」「品質環境マネジメント」「信頼性工学」「システムの信頼性」「人間信頼性工学」などを履修していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
人間信頼性工学に関する最近の研究を取り上げて講義・検討する。例えば、生産・サービス提供におけるヒューマンエラー防止技術、人に起因するトラブル・事故の分析手法など。
科目目的
人間信頼性工学に関する専門的な知識を自分で学び、自分の問題・課題に対して総合的に活用できる力を身につけることを目的とする。
到達目標
人間信頼性工学に関する概念・方法論を体系的に理解し、関連する専門書を自分で読める力を身につける。
授業計画と内容
製品・サービスの生産・生産準備に関する専門書または論文を読んで発表し、討論を行う。学んだ内容をもとにプロジェクト研究を行う。
<例>
第1回 ガイダンス
第2~12回 選定した専門書または論文の輪読
第2回 事故とヒューマンエラー、ヒューマンエラーとその対策
第3回 人間の能力の限界、錯誤というヒューマンエラー
第4回 失念、知識不足・技量不足のヒューマンエラー
第5回 違反、背後要因
第6回 チームエラーとCRM
第7回 管理不良と技術不良、未然防止とRCA
第8回 エラープルーフ化とは、エラープルーフ化の原理
第9回 未然防止活動の進め方(1)-潜在リスクの洗い出し
第10回 未然防止活動の進め方(2)-対策案の生成と評価・選定
第11回 未然防止活動の実践例
第12回 RCAの進め方
第13~14回 プロジェクト研究
第13回 テーマの選定,未然防止活動とRCA
第14回 プロジェクト研究の発表・討論とまとめ
使用する専門書
[1]小松原明哲「ヒューマンエラー」丸善
[2]中條武志「人に起因するトラブル・事故の未然防止とRCA」日本規格協会
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
担当となった専門書・論文の調査・学習を授業外で行う。また、発表資料の準備を行う。授業における発表・討論で疑問に思ったことは、そのままにしないで、自分で調べてみること。また、プロジェクト研究にチームで取り組む。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 1)担当した回の発表および質疑の内容・状況 60% 2)他の回における質問・意見の内容・状況 40% により、取り上げた専門書・論文の内容を理解する解力を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
必要に応じて授業中に指示する。