シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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多様性統合生物学 | 2025 | 夏季集中 | 他 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 徳山 奈帆子 | トクヤマ ナホコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-BI5-9C07
履修条件・関連科目等
大学院入学時の学力をもって可とする。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
生物学は、①疑問や研究対象の数、②扱う構造と空間の大きさの違い、③対象とする種の数(種多様性)という3つの軸からなる学問空間で、これに時間軸が加わる。統合生物学は、近代科学の様々な手法を用いて生物多様性や生態系などの実態と変動を観察・記録し、その結果から生物と人の将来を巨視的に予測し、必要な提言を社会に提供する分野である。多様性統合生物学は、生物多様性と生態系の変遷や現在の問題点を講ずるとともに、受講者には生物多様性の保全に必要な基礎知識と基本倫理の修得を求める。
科目目的
生物の進化を跡づけながら生物多様性の歴史と重要性を学び,生物学を学び社会で利用するための基盤となる生物学的教養を身につける.
到達目標
・生物多様性と生態系保全の重要性とそのために必要な基礎概念を学ぶ。
・生物多様性と生態系保全についての基礎知識と生物学的倫理を修得する。
授業計画と内容
授業内容:集中形式で全体として14時間相当の授業を行う。
第1回:授業概要 生物多様性と統合生物学とは
第2回:現在の生物多様性を知る
第3回:生態系の成り立ち
第4回:環境と生物の間の相互作用
第5回:生物間相互作用
第6回:生物多様性の評価
第7回:ヒトの進化と生物多様性への影響
第8回:生物多様性の低下と人間生活への影響
第9回:域内保全の理論と事例1
第10回:域内保全の理論と事例2
第11回:域内保全の理論と事例1
第12回:域内保全の理論と事例2
第13回:環境および生物多様性保全における課題
第14回:まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
生物多様性と生態系、地球環境などに関するニュースや記事に注意をはらい、様々な問題に対して、自らの意見を述べることができるように、その内容を考えてみる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | 期末に課するレポートの内容と表現技術を総合的に評価する. |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業において指示・紹介する。