シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅳ(環境会計論) | 2025 | 後期 | 火6 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 丸山 佳久 | マルヤマ ヨシヒサ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-OM5-204S
履修条件・関連科目等
ミクロ会計(組織の会計)やメソ会計(地域の会計)、マクロ会計(国の会計)という幅広い視点を持ち、経営・会計に関連するテーマで修士論文を執筆しようとする学生を対象とします。修士論文のテーマが環境会計でなくてもOKです。環境会計論ⅢとⅣを履修することが望ましいです。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
演習Ⅲを継続し、環境会計論Ⅰ・Ⅱでの研究を深め、ミクロ会計(組織の会計)やメソ会計(地域の会計)、マクロ会計(国の会計)の分野から、受講生が自ら選択した研究テーマについて、文献調査やデータ分析、フィールドワークやヒアリング等の実地調査等に基づきプレゼンテーションをしてもらい、それをもとにディスカッションをします。具体的には、以下の事項を実施します。
1. 研究発表(学内研究会)の準備および実施
2. 修士論文の作成・完成
科目目的
修士論文の執筆ができるように、演習Ⅳでは、学術論文の構成の組立て方、学術論文の具体的な書き方等を学びます。
到達目標
①研究発表(学内研究会)および発表資料の準備ができる
②研究計画書に基づいて、修士論文の執筆ができる
授業計画と内容
1. ガイダンス
2. 修士論文の作成(構成の決定と参考文献のリスト化)
3. 修士論文の作成("はじめに"と"まとめ"の執筆)
4. 修士論文の作成(研究背景の整理から研究テーマを明らかにする)
5. 修士論文の作成(研究手法の整理および選択)
6. 修士論文の作成(先行研究・モデルの整理)
7. 修士論文の作成(モデルの設定・拡張)
8. 修士論文の作成(モデルの検証・結論の表明)
9. 学内研究会での発表に向けての準備(PPT原稿の作成)
10. 学内研究会での修士論文の発表(プレゼンテーションとディスカッション)
11. 学内発表会を踏まえての修士論文の修正
12. 修士論文(最終原稿)に向けての最終調整と要旨の作成
13. 修士論文(最終原稿)の完成
14. まとめ:修士論文の発表会
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回教員が事前に授業で資料を指示するので、それをまとめレジメを準備すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業への参加(レポートの作成を含む)・貢献度、受講態度(意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度等)の状況を基準とします。また、授業内でレポートの講評の時間を設けます。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
レジュメ等を配布予定。修士論文作成の進捗に応じて参考文献等を適宜指示します。
その他特記事項
受講生が選択した研究テーマに沿って個々に相談をしながら授業内容をデザインします。サステナビリティ報告・統合報告、製品LCA・マテリアルフローコスト会計等のミクロ環境会計、SEEA-CFやSEEA-EA等のマクロ環境会計、水会計や森林会計等のメソ会計に関心を持つ学生の参加を希望します。また、授業時間以外の質疑・応答は、原則としてオフィスアワーにて対応します。