中央大学

シラバスデータベース|2026年度版

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ホーム > 講義詳細:証券市場論

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
証券市場論 2026 後期複数 木4,木5 経済学部 深見 泰孝 フカミ ヤスタカ 3年次配当 4

科目ナンバー

EC-FE3-17XX

履修条件・関連科目等

この授業を受講する前に、金融関係の科目を履修していることが望ましい。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
2000年代初頭に「貯蓄から投資へ」のスローガンのもと,日本の金融システムは市場型金融システムへと変貌を遂げ,また昨今は「老後2,000万円問題」が言われ,政府は家計金融資産の「貯蓄から資産形成」を進めようとしている.このように,証券市場は,益々国民の経済活動を支える役割の重要性が増している.この講義では,前半は証券市場を理解する基礎となる有価証券,株式会社,有価証券発行市場,流通市場,株式価格形成の理論を取り上げ、後半は証券市場に携わるプレーヤー(第一種金融商品取引業),商品(投資信託,オルタナティブ投資,デリバティブ),最近急速に進む証券市場のデジタル化,コーポレートガバナンスの問題,証券税制と証券規制を取り上げ,証券市場をめぐる近年の変化と証券市場が果たす役割,位置づけについて理解したい.

科目目的

日本の金融システムの市場型間接金融への変貌、自由化の進展、近年の金融緩和による証券市場を取り巻く環境は大きく変化している。こうした変化によって、金融仲介者としての銀行,証券会社を取り巻く環境は変化し、新たな商品も生まれている。本科目ではこうした変化とその背景を含めて理解できるようになることが目的である。

到達目標

本科目の到達目的は以下の2点である。
①証券市場に関する基本的な知識を修得し,証券市場が果たす機能を説明できる。
②証券会社を取り巻く環境変化ならびに新たに登場した商品の概要,さらにはそれに伴って重要となっている証券規制について説明できる。

授業計画と内容

第 1回:イントロダクション
第 2回:直接金融と間接金融-金融仲介のあり方-
第 3回:有価証券とは-利潤証券、物財証券、資本證券-
第 4回:株式会社(1)-企業形態の発展-
第 5回:株式会社(2)-株式会社の特徴-
第 6回:株式発行市場-企業の資金調達と株式-
第 7回:株式流通市場(1)-株式流通市場の役割と証券流通を円滑にする仕組み-
第 8回:株式流通市場(2)-証券取引システムとその変化-
第 9回:公社債発行市場-企業の資金調達と債券-
第10回:公社債流通市場-債券流通の仕組み-
第11回:証券市場のデジタル化-ブロックチェーン、AI、HFT-
第12回:証券価格の形成(1)-有価証券の価格-
第13回:証券価格の形成(2)-配当割引モデル-
第14回:証券価格の形成(3)-CAPM-
第15回:証券業と証券会社(1)-証券会社の機能と業務-
第16回:証券業と証券会社(2)-アメリカの証券会社経営-
第17回:証券業と証券会社(3)-日本の証券会社経営-
第18回:投資信託(1)-投資信託の商品特性と課題-
第19回:投資信託(2)-ETF-
第20回:オルタナティブ投資(1)-プライベートエクイティファンド,ヘッジファンド-
第21回:オルタナティブ投資(2)-証券化商品-
第22回:機関投資家とコーポレート・ガバナンス-コーポレートガバナンスの仕組みと最近の動向-
第23回:デリバディブ(1)-先渡取引と先物取引-
第24回:デリバディブ(2)-オプション取引-
第25回:デリバディブ(3)-オプションの取引戦略とスワップ-
第26回:デリバディブ(4)-企業によるデリバティブ活用-
第27回:証券税制と証券規制-証券税制の仕組みと証券規制のあり方-
第28回:まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

テキストの次回授業の該当箇所を読み,manabaに事前にアップしているレジュメなどに目を通しておくこと.また,テーマによっては参考図書も挙げてあるので,授業終了後に興味があれば読んでおくこと。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 70 証券市場に関する基礎的な知識が理解できているか。(35%)
証券会社経営や新たに登場した商品などが説明できるか。(35%)
平常点 30 毎回の授業で行う小テストの点数で評価する。(30%)

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

(テキスト)
代田純・深見泰孝・簗田優編『証券市場論(新版)』有斐閣ブックス,2026年,2,970円,ISBN:978-4641184763

(参考文献)
代田純,小西宏美,深見泰孝編『ファイナンス入門』ミネルヴァ書房,2021年,3,080円,ISBN978-4-623-0917-4
日本証券経済研究所編『図説 日本の証券市場2026年度版』2026年,1,980円,ISBN978-4890325443
幸田博人『プライベート・エクイティ投資の実践』2020年,中央経済社,3,520円,ISBN978-4502336614

その他特記事項

参考URL

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