シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習1 | 2025 | 通年 | 火5 | 経済学部 | 田村 威文 | タムラ タケフミ | 2年次のみ | 4 |
科目ナンバー
EC-OM2-01XS
履修条件・関連科目等
※選考方法は経済学部事務室が公開する情報をご確認ください。
<履修条件>
・日商簿記3級レベルの内容を学習済み、あるいは現在学習中であること。
<選考方法>
・レポートによってゼミ生を選考します。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<テーマ>
会計の理論・制度・実務
会計は「ビジネスの言語」と呼ばれることがあります。当ゼミでは会計をテーマとしてとりあげ、テキストの講読、グループ研究、個人研究および卒業論文の執筆を行います。
科目目的
「大学で会計学のゼミに所属した」と人に自信をもっていえるだけの、会計学の考え方を身につける。
到達目標
1.会計学の考え方を理解する。
2.わが国の会計制度・会計実務の実状を把握する。
授業計画と内容
【演習1】(2年次)
<前期>
2年次前期は、会計学の入門レベルのテキストを講読します。分担を決め、毎回担当者がテキストの内容を報告します。その報告に基づいて、ゼミ生の間で議論を行い、会計学に関する理解を深めます。
1.ガイダンス
2.第1章 会計学の世界
3.第2章 会計史
4.第3章 簿記
5.第4章 会計制度
6.第5章 財務会計
7.第6章 原価計算
8.第7章 会計監査
9.第8章 管理会計
10.第9章 経営分析
11.第10章 公会計
12.第11章 環境・CSR会計と統合報告
13.第12章 会計理論
14.第13章 会計実務
<後期>
2年次後期から3年次前期にかけて、グループ研究を行います。グループごとに会計に関する研究テーマを選択します。テーマは理論的なものでも、企業の財務データを分析するといった実証的なものでもかまいません。
15.グループ研究(グループ編成)
16.グループ研究(基本構想の発表:全グループ1回目)
17.グループ研究(基本構想の発表:全グループ2回目)
18.グループ研究(中間報告:前半グループ1回目)
19.グループ研究(中間報告:後半グループ1回目)
20.グループ研究(中間報告:前半グループ2回目)
21.グループ研究(中間報告:後半グループ2回目)
22.グループ研究(中間報告:前半グループ3回目)
23.グループ研究(中間報告:後半グループ3回目)
24.グループ研究(中間報告:前半グループ4回目)
25.グループ研究(中間報告:後半グループ4回目)
26.グループ研究(中間報告:前半グループ5回目)
27.グループ研究(中間報告:後半グループ5回目)
28.まとめ
【演習2】(3年次)
<前期>
2年次から引き続き、グループ研究を行います。研究成果については、夏休みに実施するゼミ合宿で報告してもらいます。
1.グループ研究(研究方針の再確認:全グループ)
2.グループ研究(中間報告:前半グループ6回目)
3.グループ研究(中間報告:後半グループ6回目)
4.グループ研究(中間報告:前半グループ7回目)
5.グループ研究(中間報告:後半グループ7回目)
6.グループ研究(中間報告:前半グループ8回目)
7.グループ研究(中間報告:後半グループ8回目)
8.グループ研究(中間報告:前半グループ9回目)
9.グループ研究(中間報告:後半グループ9回目)
10.グループ研究(中間報告:前半グループ10回目)
11.グループ研究(中間報告:後半グループ10回目)
12.グループ研究(中間報告:前半グループ11回目)
13.グループ研究(中間報告:後半グループ11回目)
14.まとめ
<後期>
3年次後期は個人研究を行います。各自選択したテーマについて研究をすすめます。
15.個人研究(基本構想の確認:全員1回目)
16.個人研究(基本構想の確認:全員2回目)
17.個人研究(中間報告:前半メンバー1回目)
18.個人研究(中間報告:後半メンバー1回目)
19.個人研究(中間報告:前半メンバー2回目)
20.個人研究(中間報告:後半メンバー2回目)
21.個人研究(中間報告:前半メンバー3回目)
22.個人研究(中間報告:後半メンバー3回目)
23.個人研究(中間報告:前半メンバー4回目)
24.個人研究(中間報告:後半メンバー4回目)
25.個人研究(中間報告:前半メンバー5回目)
26.個人研究(中間報告:後半メンバー5回目)
27.個人研究(中間報告:前半メンバー6回目)
28.個人研究(中間報告:後半メンバー6回目)
【演習3】(4年次)
<後期>
3年次後期に行った個人研究について、その成果を卒業論文として、まとめ上げます。
1.卒業論文(研究方針の確認、論文の書き方)
2.卒業論文(中間報告:前半メンバー1回目)
3.卒業論文(中間報告:後半メンバー1回目)
4.卒業論文(中間報告:前半メンバー2回目)
5.卒業論文(中間報告:後半メンバー2回目)
6.卒業論文(中間報告:前半メンバー3回目)
7.卒業論文(中間報告:後半メンバー3回目)
8.卒業論文(中間報告:前半メンバー4回目)
9.卒業論文(中間報告:後半メンバー4回目)
10.卒業論文(中間報告:前半メンバー5回目)
11.卒業論文(中間報告:後半メンバー5回目)
12.卒業論文(最終報告:前半メンバー)
13.卒業論文(最終報告:後半メンバー)
14.卒業論文集の作成
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
報告担当者は、授業開始までにパワーポイントで報告用スライドを作成してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 出席状況・報告内容・授業中の発言 |
成績評価の方法・基準(備考)
【演習2】平常点(出席状況・報告内容・授業中の発言)100%
【演習3】平常点(出席状況・報告内容・授業中の発言)30%、論文の完成度70%
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
<テキスト>
吉見宏編著(2022)『ビギナーズ会計学』中央経済社
その他特記事項
・会計専門職を志望する人も、そうでない人も歓迎します。ただし、受験勉強が忙しいという理由で、週1回のゼミ及び年数回のゼミ行事に出席しない人は、固くお断りします。
・会計専門職の志望者(特に経理研究所の受講生)は、ゼミと受験勉強を両立させる意思がある人だけ、申し込んでください。
・ゼミの履修者には、卒業論文の執筆を義務づけます。
参考URL
特になし