科目ナンバー

UW-IF4-F03S

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語（その他の言語）

授業の概要

【テーマ】日本における競技スポーツ文化を考える

演習Aから継続して学習を重ねてきた、「日本における競技スポーツ文化を考える」というテーマに対して、現状・問題点・課題・未来という内容からより発展的な授業を展開する。演習Bでは受講生一人ひとりが日本の競技スポーツ文化に関する学習課題を設定し、それに対する文献研究や聞き取り調査を通して現状の把握に努めてきたが、演習Cでは問題点や課題あるいは今後の改革についての考察を行い、それぞれが設定したテーマに対する私論を確立できることを目指して展開していきたい。

科目目的

日本における競技スポーツの現状や問題点を、文化としての視点から分析・考察できる能力を育成することが科目の最大の目的である。

到達目標

本授業において受講生が達成を目指すべきことは、①日本における競技スポーツ文化を歴史学・社会学・心理学などの視点から考察できるようになること、②学習課題に対して多角的な調査・分析ができるようになること、③問題の発見とその理由の仮説が立てられるようになること、④収集したデータを論理的にまとめプレゼンテーションできるようになること、⑤積極的にディスカッションに参加できるようになること、⑥最終的に日本の競技スポーツ文化に関する「提言書」を作成することである。

授業計画と内容

１．前期授業のガイダンス
２．個別の学習課題の再検討
３．個別の課題の決定
４．調査・分析スキルに関する学習
５．研究の背景・目次構成に関する学習
６．日本におけるアマチュア競技スポーツ文化の学習＜部活動の目的論と地域連携の是非＞
７．日本におけるアマチュア競技スポーツ文化の学習＜地域格差・経済格差＞
８．日本におけるプロフェッショナル競技スポーツの学習＜アスリートの生活環境・活動環境＞
９．日本におけるプロフェッショナル競技スポーツの学習＜日本人と競技スポーツファン＞
10．プレゼンテーションとディスカッション＜同一都道府県における異種目プロスポーツの共存＞
11．プレゼンテーションとディスカッション＜日米野球文化比較＞
12．プレゼンテーションとディスカッション＜脱マイナースポーツ戦略＞
13．プレゼンテーションとディスカッション＜生徒・学生競技スポーツと勝利至上主義＞
14．前期学習の総括と後期までの課題の確認
15．後期授業のガイダンスと「提言書」作成内容の検討・決定
16．プレゼンテーションとディスカッション＜受講生Aの「提言書」の内容と調査の進捗状況＞
17．プレゼンテーションとディスカッション＜受講生Bの「提言書」の内容と調査の進捗状況＞
18．プレゼンテーションとディスカッション＜受講生Cの「提言書」の内容と調査の進捗状況＞
19．プレゼンテーションとディスカッション＜受講生Dの「提言書」の内容と調査の進捗状況＞
20．プレゼンテーションとディスカッション＜受講生Aの「提言書」の中間発表＞
21．プレゼンテーションとディスカッション＜受講生Bの「提言書」の中間発表＞
22．プレゼンテーションとディスカッション＜受講生Cの「提言書」の中間発表＞
23．プレゼンテーションとディスカッション＜受講生Dの「提言書」の中間発表＞
24．期末成果報告会資料の作成①～内容の検討と役割分担の決定～
25．期末成果報告会資料の作成②～原稿の提出と修正
26．プレゼンテーションとディスカッション＜受講生A・受講生Bの「提言書」抄録発表＞
27．プレゼンテーションとディスカッション＜受講生C・受講生Dの「提言書」抄録発表＞
28．後期学習の総括と「提言書」の提出

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容（その他の内容等）

授業時間外の学修に必要な時間数／週

・毎週１回の授業が半期（前期または後期）または通年で完結するもの。１週間あたり４時間の学修を基本とします。
・毎週２回の授業が半期（前期または後期）で完結するもの。１週間あたり８時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

成績評価の方法・基準（備考）

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法（その他の内容等）

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート／プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容（その他の内容等）

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法（その他の内容等）

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

全員共通のテキストは指定せず、必要に応じて個人的に参考文献や参考資料の紹介を行う。
また、状況に応じて資料を配布することもある。

その他特記事項

参考URL