シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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人文地理学(法教職) | 2024 | 秋学期 | 水2 | 法学部 | 大野 新 | オオノ アラタ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
QC-TC1-A103
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
人文地理学では、諸学問の基礎となった古代から現代までの地理学の発達を学びます。次に、現代の地理学が地域をどのように分析してきたかを、各テーマからとらえます。対象地域はおもに日本・世界とします。後半は地理の理解に不可欠な地図にも取り組みます。
科目目的
この科目は,カリキュラム上の教職科目として位置づけられていることから,この科目での学習を通じて,学生が人文地理学に対する認識を深めるとともに,人文地理学に対する基礎的な知識を習得することを目的としています。
到達目標
人文地理学の基礎・基本を学習するとともに、地理教育に必要な地域のとらえ方や課題探究の方法についても学習します。
授業計画と内容
第1回 地理学とは何か(1)(地域の記述から地誌学、そして地理学へ)
第2回 地理学とは何か(2)(政治と結びついた地理学、戦争と地理学)
第3回 現代の地域を考える(1)(人口の現状とさまざまな課題を考える)
第4回 現代の地域を考える(2)(都市と地方の現状とさまざまな課題を考える)
第5回 現代の地域を考える(3)(製造業から現代世界本をとらえる)
第6回 現代の地域を考える(4)(農業から現代世界をとらえる)
第7回 現代の地域を考える(5)(観光業から現代世界をとらえる)
第8回 現代の地域を考える(6)(交通から現代世界をとらえる)
第9回 現代の地域を考える(7)(災害から現代世界をとらえる)
第10回 現代の地域を考える(8)(エネルギー・資源問題から現代世界をとらえる)
第11回 現代の地域を考える(9)(環境問題から現代世界をとらえる)
第12回 地図に親しむ(前半)
第13回 地図に親しむ(後半)
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
地域の情報を得るために、さまざまな努力をしてほしい。身近な地域や自分が生活する自治体の情報に関心を持つとともに、地域を調べることにもチャレンジしてほしい。また、地理学に関するイベントや巡検などの案内もするので、積極的に参加(任意)してほしい。
授業外の学習に必要な時間は1回の講義に対して4時間。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 最終授業で実施するまとめテストの内容を評価します。 |
平常点 | 20 | 授業への参加や毎時間のリアクションペーパー提出状況を含めて総合的に評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
授業で,映像や画像資料を紹介するので,授業後視聴することが望ましい。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
授業者は,中高での教員経験があります。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
中高社会科・地歴科で地理の授業を行なうことを想定して,授業づくりに必要な情報を提供します。
テキスト・参考文献等
授業は,配布するレジュメ資料にもとづいて行なう予定です。
「参考文献」
地理教育研究会編『新版・地理授業で使いたい教材資料』清水書院 2019
地理教育研究会編『知るほど面白くなる日本地理』日本実業出版社 2016