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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:経済入門

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
経済入門 2025 後期 月3 経済学部 若松 直幸 ワカマツ ナオユキ 1年次のみ 2

科目ナンバー

EC-AD1-01XX

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
大学への入学後に経済や経済学を初めて学ぶ人の中には、ひょっとしたら、それらの問題についてどのように考え、向き合えば良いのかわからない人がいるかもしれません。他方で、普段、私たちが何気なく接しているさまざまな「モノ」には、それぞれ過去から現代に至る歴史があります。そして、みなさんが普段から知っているモノに関する歴史を見てみると、そこには、実は、経済や経済学に関する様々な諸問題が関係していることがわかります。そこで、この授業では、主として「砂糖の歴史」をたどることで、高校の「世界史」でも登場するような歴史上の出来事と経済(学)との関係を見ていきます。そうすることで、現代にもつながる経済や経済学への理解を深めることができます。この授業では、経済(学)と向き合うための方法の一つを歴史的視点から提供することを目指します。

科目目的

・自分の良く知る「モノ」の歴史に関心を持ち、それを経済(学)の諸問題と結びつけて考えることができるようになること。
・「モノ」の歴史を知ることによって、世の中の諸問題を理解・解決するには、経済(学)的な事柄だけでなく、社会に対する多様な見方が必要であることを理解できるようになること。

到達目標

・高校の「世界史」で登場する知識が、経済(学)分野のどのような知識と関係するのかについて、自分自身で理解し、経済(学)を歴史的視点で考えられるようになること。

授業計画と内容

第1回 導入:モノの歴史と経済(学)
第2回 大航海時代と砂糖:保護貿易
第3回 カリブ海と砂糖:モノカルチャー経済
第4回 茶と砂糖:国民性と経済行動
第5回 コーヒーハウスと砂糖:科学・金融・メディアの起源
第6回 茶・コーヒー・チョコレートと砂糖:経済と戦争
第7回 奴隷と砂糖:経済社会と人間の在り方①
第8回 産業革命と砂糖:資本主義の成立
第9回 紅茶と砂糖:労働者の生活習慣の形成
第10回 穀物法と砂糖:経済社会と人間の在り方②
第11回 近代世界と砂糖:経済の発展と問題
第12回 補論① ヨーロッパ人の茶の発見:貿易と文化
第13回 補論② お茶と様々な文化:貿易と争い
第14回 まとめと確認

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

毎回の授業で学んだ内容が、私たちの身の回りの出来事や自分の知っている知識とどのように関係しているのか、自分自身で比較・考察してみること。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 100 授業で学んだ砂糖の歴史、およびそうした歴史と経済(学)の関係を中心に、講義全体の内容について論理的に理解できているかを評価する。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

・リアクションペーパーに対して教員がリプライをし、双方向の授業を展開します。

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキスト:授業中にプリントを配布します。
参考文献:川北稔. 1996. 『砂糖の世界史』岩波書店、角山栄. 1980. 『茶の世界史』中公新書.

その他特記事項

この科目だけに限られたことではありませんが、授業内容を理解して、現実の経済問題への応用力をつけるには、その内容を適切に学ぶことが必要です。その為には授業への継続的な出席、真摯な態度での聴講および不断の学習が不可欠です。このことを十分に念頭に置いて、楽しく、一生懸命に学習しましょう。

参考URL

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