シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 社会科・公民科教育法2 | 2026 | 後期 | 月3 | 教職 | 角田 仁 | ツノダ ヒトシ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
QC-TC3-A209
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
・講義を通して、社会科・公民科における多様な学習指導や情報機器の活用法、授業研究や評価問題の作成の方法を習得する。
・戦後のすぐれた社会科や公民科の教育実践や教育実習生の授業分析の検討を通して、社会科・公民科の授業づくりのポイントについての理解を深めるとともに、模擬授業を通して社会科の授業実践力の基礎を養う。
科目目的
この科目は、教職課程において各教科の指導法に位置付けられており、当該教科における教育目標、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された当該教科の学習内容について背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、様々な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付けることを目的とします。
到達目標
中学校社会科及び高等学校公民科における具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付けるとともに、模擬授業を通して社会科・公民科の授業実践力の基礎を養う。
授業計画と内容
第1回:オリエンテーション-自身の社会科授業観を問い直す
第2回:戦後の社会科授業実践から学ぶⅠ-中学校社会科の実践
第3回:戦後の社会科授業実践から学ぶⅡ-高等学校公民科の実践
第4回:教育実習生の授業分析と検討Ⅰ-社会科の授業(VTR)
第5回:教育実習生の授業分析と検討Ⅱ-公民科の授業(VTR)
第6回:模擬授業指導案の協働作成(グループで)
第7回:各グループによる模擬授業の実施・検討Ⅰ(社会科公民的分野)
第8回:各グループによる模擬授業の実施・検討Ⅱ(公民科現代社会)
第9回:各グループによる模擬授業の実施・検討Ⅲ(公民科公共)
第10回:各グループによる模擬授業の実施・検討Ⅳ(公民科政治・経済)
第11回:各グループによる模擬授業の実施・検討Ⅴ(公民科倫理)
第12回:社会科・公民科における情報機器の活用
第13回:社会科・公民科の評価問題の作成
第14回:まとめ-21世紀に求められる資質・能力と社会科・公民科授業
期末課題(学習指導案の作成)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
(1)講義内容を振り返り、理解不十分と思われる項目または用語を確認すること。
(2)社会的視野を広げるために、複数の新聞を読み、図書館等を有効に活用し、公民科に関する文献、資料を読むこと。
(3)博物館、美術館等での文化財鑑賞並びに内外の映画鑑賞を通して、文化的素養を高めること。
(4)授業構成方法、生徒参加型の授業展開方法、授業のス キルなどを学んで学習指導案を作成するため、教材研究を行なうこと。
(5)社会情勢に敏感に反応し、新聞記事、インターネット等を活用して積極的に情報を収集・分析して授業 への活用方法を探り、学習指導案を作成すること。
(6)模擬授業参加を通して、授業のあり方を振り返り、学習指導案の練り直しをすること。
(7)公開授業や授業づくりに関する研究会等に積極的に参加して、生徒の様子、研究者、現場の先生から多くを学ぶこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 50 | 以下の3点で判断する。 ①単発の時事問題に関するミニレポート ②模擬授業の学習指導案 ③期末レポート (テーマ例)「クリエイティブな社会科・公民科授業とは何 か」 |
| 平常点 | 40 | 以下の4点で判断する。 ①授業への積極的参加・貢献度 ②意見表明の内容 ③リアクションペーパーの内容 ④模擬授業の内容 |
| その他 | 10 | 公開授業等への見学・貢献の状況 |
成績評価の方法・基準(備考)
レポートと平常点から総合的に判断して、評価する。出席率が70%に満たない者、課題を提出しない者についてはE判定とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
1986年度、神奈川県内の中学、高校で社会科非常勤講師。
1987年~2025年 東京都立高校7校(全日制、定時制、学年制、単位制)で社会科・公民科教員。
文部科学省・外国人児童生徒等教育アドバイザー
東京都つながり創生財団・多文化キッズスーパーバイザー
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
・神奈川県内の中学校・高等学校、東京都立高等学校の社会科・公民科教員としておよそ40年間携わった実務経験を踏まえて、社会科・公民科の目標・意義・方法・実践・評価等の基礎的な概念を学び、主権者として、国際感覚に富み、広い視野と深い探求心を持った市民の育成を目指す教育について講義をします。
・高校現場でのシチズンシップ教育の実践、地域のボランティア・NPO・国際交流団体・大学・専門家・専門機関等と連携・協働した授業づくり、多言語の子どもの社会参加の活動等に従事した経験を通して、学校と学校外とが連携・協働した教育、グローバル化がすすむ地域に根差した社会科・公民科教育の実践者のための講義をします。
・多様な生徒が在籍していた学校での実践を踏まえて、多様な学び方が必要な生徒やさまざまな支援が必要な生徒に対応した授業実践を学ぶ場とします。
テキスト・参考文献等
【テキスト】
文部科学省(2017)『中学校学習指導要領解説 社会編』
文部科学省(2018)『高等学校学習指導要領解説 公民編』