シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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幾何学1 | 2024 | 前期複数 | 月3,水3 | 理工学部 | 芥川 和雄 | アクタガワ カズオ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
SE-AG3-1B16
履修条件・関連科目等
微分積分学(数学A・B)および線形代数学(線形代数学1・2)
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
3次元ユークリッド空間内における曲線・曲面の幾何(基本形式・曲率・測地線)について学習する.さらに2次元リーマン多様体についても言及する.
科目目的
曲線・曲面に付随する幾何的概念(曲率・捩率・第1基本量・第2基本量など)について理解を深め,
一般の多様体論やリーマン幾何学への基礎とする.
到達目標
第1基本形式(リーマン計量),第2基本形式、ガウス曲率・平均曲率の幾何学的な意味を理解し、具体的な計算ができるようになること.
授業計画と内容
第1回 曲線のパラメータ表示
第2回 Frenet-Serretの公式
第3回 Euclid変換
第4回 曲線論の基本定理
第5回 平面曲線の曲率
第6回 閉曲線
第7回 閉曲線の曲率積分
第8回 曲面の座標による表示
第9回 座標曲面の接平面
第10回 座標曲面の第1基本計量
第11回 座標曲面の第2基本計量
第12回 中間到達度の確認・まとめ
第13回 曲面論の基本定理(1)
第14回 曲面論の基本定理(2)
第15回 座標曲面のGauss曲率
第16回 座標曲面の測地線
第17回 座標曲面のGauss曲率の積分
第18回 位相多様体
第19回 実射影平面と商位相(1)
第20回 実射影平面と商位相(2)
第21回 標準曲面と連結和
第22回 多面体とEuler標数(1)
第23回 多面体とEuler標数(2)
第24回 曲面の座標変換
第25回 曲面の基本形式
第26回 正規閉曲面とGauss-Bonnetの定理
第27回 Riemann多様体とその実現
第28回 達成度の確認・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
週ごとで学んだことを復習し、次の演習に臨んで欲しい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 47 | 講義前半部分の内容を100点満点で試験する |
期末試験(到達度確認) | 48 | 講義後半部分の内容を100点満点で試験する |
平常点 | 5 | 適宜授業態度をチェックする |
成績評価の方法・基準(備考)
期末レポート48%,中間レポート47%,平常点5%
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
毎回,前回の確認を行う.
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書:古畑仁著,「曲面・・・幾何学基礎講義」(数学書房)
参考書:小林昭七著,「曲線と曲面の微分幾何(改訂版)」(裳華房)
初瀬弘平著,「微分幾何学講義」(共立出版)