シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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解析学特論第四 | 2024 | 後期 | 水2 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 松山 登喜夫 | マツヤマ トキオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-AN5-1C18
履修条件・関連科目等
線形代数、微積分、位相に習熟し、ルベーグ積分の基礎知識を必要とする。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ヒルベルト空間論の具体例を与える。
科目目的
線形偏微分方程式を理解し、偏微分方程式論の最先端の研究へ誘う。
到達目標
楕円型偏微分方程式の解の存在と一意性を理解する。また偏微分方程式や調和解析等の文献が読めるようにする。
授業計画と内容
(1)イントロダクション
(2)フーリエ変換の定義
(3)フーリエ変換の別の定義
(4)上半平面のハーディー空間の定義
(5)ハイディー空間と関数の境界値との関連
(6)ファトゥーの定理
(7)定数係数偏微分方程式の導入
(8)楕円型方程式の弱解の定義
(9)調和関数の境界値問題の可解性
(10)楕円型方程式の境界値問題の可解性
(11)楕円型方程式の境界値問題とファトゥーの定理との関係
(12)調和関数のディリクレ問題
(13)ディリクレ問題の具体例
(14)まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
定義の意味をよく考え復習すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 各回の講義における質疑応答により、総合的に評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
講義の理解度を確認し総合的に評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:実解析、スタインーシャカルチ著、日本評論社
参考書:Classical Fourier Analysis, L. Grafakos 著, Springer