シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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固体物理学特論第二 | 2024 | 後期 | 火2 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 石井 靖 | イシイ ヤスシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-MP5-2C18
履修条件・関連科目等
学部で習う量子力学,物性物理学,電磁気学等の知識とともに、線形代数などの数学の知識も必要.
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
物性物理における対称性の理論とその応用について講義する.
科目目的
物性論における対称性の考え方とその応用、特に群の表現論が量子力学や物性物理学の中で如何に使われているかを学ぶ。
到達目標
群の表現論が量子力学や物性物理学の中で如何に使われているかを知り,群の指標の表を用いた解析を習得する。
授業計画と内容
第1回 Introduction: examples of symmetry operation
第2回 群の公理と諸定理(1)
第3回 群の公理と諸定理(2)
第3回 群の表現(1):表現、同値変換
第4回 群の表現(2):既約表現、Shurの補題
第5回 群の表現(3):表現の直交性、簡約
第6回 量子力学、場の理論と表現論(1)
第7回 量子力学、場の理論と表現論(2)
第8回 結晶点群
第9回 点群の応用(分子内振動の分類、弾性定数の数え上げ)
第10回 射線表現
第11回 射線表現と二価表現
第12回 並進群と空間群の構造
第13回 空間群の表現
第14回 応用演習(ディスカッションを含む)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習よりも、毎回の授業の復習をして、疑問点があれば次回の授業で質問できるようにすること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 80 | 第14回の授業時間には、講義で扱った内容を実際の問題に応用する計算にチャレンジしてもらう。この内容と普段の出席により成績を評価. |
平常点 | 20 | 普段の出席状況により評価 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
必要に応じて、メール等で対応
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
犬井鉄郎、田辺行人、小野寺嘉孝著「応用群論」(裳華房)