シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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教養演習Ⅰ | 2025 | 前期 | 金5 | 理工学部 | 八木 はるな | ヤギ ハルナ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-IF1-HB33
履修条件・関連科目等
教養演習は20人程度の参加人数をめどとして開講される少人数科目です。参加希望者が教員の想定する人数を超える場合には、初回授業において抽選ないし選抜を行うことがあります。そのため、初回授業には必ず出席してください。
関連科目:中国語「AⅢ・Ⅳ」「BⅢ・Ⅳ」、「アジアの文化と歴史Ⅰ・Ⅱ」
授業で使用する言語
日本語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、中国語の実用的あるいは詩的な文章を(文学作品やニュースなど)を読み/聞きながら、その内容について皆で討論します。
中国語をさらに上達させながら、中国語圏の地域の社会問題、文化などについて知り、考える授業です。
少人数の演習形式なので、皆さんの発表や討論が中心となります。
中国語初級ならびに中級(A・BのⅠ-Ⅳまで)を履修済みであることが望ましいですが、そうでなくても中国語の文法や語彙が十分にあれば歓迎します。基本的には、初級(A・BⅠ−Ⅱ)用の教科書の内容を概ね理解していることを前提とします。
科目目的
この授業を開講する目的は次のとおりです。
・中国語の上級クラスとして、継続して学び、さらに中国語能力を満遍なく向上させること
・外国語を覚えながら、同時にその地域の基本的な歴史、文化、今日の社会問題について考察できるようになること
・論理的な文の組み立て方、わかりやすい発表の仕方、そのコツを習得すること
到達目標
この授業を受けて、次のことに到達することを目指します。
・中国語の基本的な文法は理解し、4技能が明らかに向上したことを実感できる
・これからどのように中国語を学習するか、自分なりに計画が立てられる
・中国語圏の基本的な歴史、文化や社会問題について以前よりも知っており、自分なりに考察できる
・外国語をそのまま使って作品を購読・鑑賞することの面白さ、楽しさを感じられる
・論理的に書く、話すコツが前よりもわかる
授業計画と内容
第1回 ガイダンス:中国語学習について、中国語圏の基本的な歴史、授業の進め方など
第2回 アイスブレイク(中国語能力の確認と自己紹介)、今後の担当決めなど
第3回 教員から:話題提供(記事、作品、動画など)とその中国語の解説。討論
第4回 学生から:気になる話題に関して素材を提供し、その中国語の解説。討論(1)
第5回 学生から:気になる話題に関して素材を提供し、その中国語の解説。討論(2)
第6回 学生から:気になる話題に関して素材を提供し、その中国語の解説。討論(3)
第7回 教員から:中国語小説を読む。作品背景、歴史の概説。これからの担当決め
第8回 学生から:担当箇所について、その中国語の解説と読解の発表。疑問や論点を討論(1)
第9回 学生から:担当箇所について、その中国語の解説と読解の発表。疑問や論点を討論(2)
第10回 学生から:担当箇所について、その中国語の解説と読解の発表。疑問や論点を討論(3)
第11回 教員から:これまでのまとめ、映画鑑賞など。
第12回 到達度確認:期末プレゼン1
第13回 到達度確認:期末プレゼン2、レビュー
第14回 到達度確認:期末プレゼン3、総括
※状況に応じて、内容や進度は変更することがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 30 | これまでの授業内容に鑑みて、何らかの形でプレゼンをしてもらいます。 |
平常点 | 70 | 参加した上で、担当回の発表、担当以外の回の討論への参加などから総合的に判断します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席が70%に満たない場合は、E判定とします。
評価基準と割合は状況に応じて変わることがあります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは適宜、指示します。
参考文献/おすすめ文献は、英語学習に関するものも含め、主に次のとおりです。
・木村秀樹『中国語はじめの一歩〔新版〕』(ちくま学芸文庫、2017)ISBN:978-4480097644
・倉林秀男・河田英介『ヘミングウェイで学ぶ英文法』(アスク、2019)ISBN:978-4866392806
・倉林秀男・河田英介『ヘミングウェイで学ぶ英文法2』(アスク、2019)ISBN:978-4866393049
・倉林秀男・原田範行『オスカーワイルドで学ぶ英文法』(アスク、2020)ISBN:978-4866393506
その他特記事項
今のところ、月曜3限の八木はるな担当「教養演習Ⅰ」と同じ内容を設定しております。興味のある方は都合の良い方を受けてください。