シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習Ⅲ | 2025 | 秋学期 | 月5 | 国際経営学部 | 油谷 博司 | ユタニ ヒロシ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GM-OM3-SI03
履修条件・関連科目等
「専門演習Ⅱ」を履修済みであること。
授業で使用する言語
英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本専門演習Ⅲは、専門演習Ⅱの延長としてグループワークにて1つのテーマについて調査・研究し、結果をプレゼンやレポートにて報告する一連のプロセスを実践します。卒業論文や卒業研究を執筆する学生のために研究のプロセスや留意点について、並行して開設します。
ここで卒業論文と卒業研究の定義は以下の通りです。
卒業論文:英語で書かれた論文または、日本語を母語としない学生により日本語で書かれた論文で、国際経営学部の卒業論文の要件を満たすもの。
卒業研究:他の専門演習の定義にかかわらず、日本語を母語とする学生が日本語で書いた、卒業論文に相当するリサーチ・ペーパー。
科目目的
本専門演習Ⅲは、専門演習Ⅱの延長として位置づけられます。成果物としてグループワークによるレポート作成・プレゼンを行います。また、卒業論文・卒業研究を執筆する学生のため、並行して研究のプロセスについても解説します。専門演習の一連の科目は、学生が国際経営学部のディプロマ・ポリシーに記載された「グローバルビジネスリーダーとして必須となる外国語運用能力と国際コミュニケーション能力」と専門能力を統合することを目的にしています。
到達目標
本専門演習Ⅲの到達目標は以下の通りです。
1. 学生が研究テーマを言葉で明確に表現することができる。
2. 学生が研究のための仮説を立てることができる。
3. 学生が研究成果をプレゼンやレポートで報告できる。
授業計画と内容
第1回 イントロ
第2回 研究の定義
第3回 テーマの見つけ方
第4回 主問題を表現する
第5回 主問題を分解する
第6回 仮説と仮定
第7回 研究アプローチ
第8回 データの特徴
第9回 サンプリング
第10回 データ分析
第11回 研究倫理
第12回 研究計画作成
第13回 研究計画のプレゼンテーション
第14回 総括:研究の実施
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業で報告する内容は事前に決定ないし通知します。各グループは、授業でのプレゼンテーションおよびディスカッションの準備を行うことが求められます。
各授業でおおよそ8時間程度であろうと推測します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | グループ・レポートより評価します。尚、文法の間違いやスペルミス、不適切な表現については減点します。 |
平常点 | 50 | 授業中のプレゼンテーションおよびディスカッションへの積極的な参加、具体的には、意見の表明、グループ・ワークでの他学生との協調的態度及び授業への献身的行動に基づき評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
およそ30年にわたり銀行に勤務し、その間海外のプロジェクトファイナンス組成、企業審査、不良債権処理、内部統制等に従事。海外勤務経験として、ニューヨーク及びバンコックに駐在、その他米国の他都市、アジア・豪州諸都市出張により外国人のマネジメントや交渉・コミュニケーションを経験。また、2年間中小製造業の経営企画や経理・決算にも従事。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務経験を基に、実務における分析、金融や経営の背景、経験した事象の紹介を交えて授業を行う。
テキスト・参考文献等
無し