シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究3(政治過程論) | 2025 | 前期 | 水6 | 法学研究科博士課程後期課程 | 宮本 太郎 | ミヤモト タロウ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-106L
履修条件・関連科目等
特殊研究Ⅰを履修していることが前提となる
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
年金、医療、介護、保育サービスをめぐる政治学的研究の方法と制度政策分析
科目目的
年金、医療、介護、保育サービスをめぐる政治学的研究に取り組むにあたってその分析枠組みとして役に立つ方法の習得を目指す。参加者は毎回重要な英語論文を1本ずつ担当し内容を報告する。特殊研究Ⅰに比べて、近年の制度政策の展開をより強く意識しつつ、その分析や検討を追求していく。
到達目標
学生が、年金、医療、介護、保育サービスをめぐる政治学的研究に取り組むにあたって、これまでの福祉政治論において提起されてきた理論を分析枠組みに活用し、先行研究との関係を明示しながら、明晰な議論を展開できる力量を身につけることを到達目標とする。
授業計画と内容
前期
1-2 J. H. Schulzらの雇用と退職をめぐる政策研究
3-4 P. McDonaldとジェンダー的視点からのライフサイクル論
5-6 P. Piersonの時間と政治論
7-8 B. Palierのリトレンチメント論
9-10 A. Giddensの積極的福祉論
11-12 G. Bonoliの社会的リスク論
13-14 N. Ellisonの普遍主義論
後期
15-16 W. Artsらの福祉国家類型論批判
17-18 R. Listerの社会的投資論
19-20 P. Hallの資本主義多様性論
21-22 V. A. Schmidtの言説政治論
23-24 G. Garrettのグローバル化危機論
25-26 S. Steinmoの課税政治論
27-28 W. Streekの欧州政治論
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回論文数本分に相当するアサインメントを課し、レポート提出を義務づける
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | レポートの内容と水準 |
平常点 | 60 | 討論への参加 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
開講時に提示する