シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅱ | 2025 | 秋学期 | 火3 | 商学部 | 根本 忠宣 | ネモト タダノブ | 3年次のみ | 2 |
科目ナンバー
CM-IF3-12XS
履修条件・関連科目等
3年次配当の事前登録科目です。
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・論文はセット履修科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
〔テーマ〕
グローバルマネーの拡大は世界経済をどう変質させたのか?
「ひと・もの・かね」を巡る国際的な経済活動の仕組み、そこで生じる問題点や課題、あるいは政府の国際間協調の役割などについて様々な実例に基づいて考えましょう。
【前期】
金融を学ぶために必要な基礎知識と基礎理論の習得を目標とした文献の輪読を行います。また、サブゼミでは経済学、経営学、国際関係論など各人の関心に基づいて基礎理論を自主的に学んでもらいます。
【後期】
グローバリゼーションの実態を把握し、国際経済システムや国際金融システムの行方を展望することを目標とした英語文献の輪読を行います。個人レベルでは後期中に卒論テーマを決定し、関連文献の抄録を作成してもらいます。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部アドヴァンスト科目」であり、商学部スタンダード科目及び商学部分野別専門科目の発展的な科目として位置づけされています。この科目での学習を通じて、主体的学習能力を習得することを目的としています。
専門的な理論や知識、手法に基づいて社会現象を理解する能力を習得することを目指します。
ゼミで実践することは以下の点です。
①専門的な文献を読む(英語文献を含む)
②分析のための手法を学ぶ
・データを使った分析
・アンケートの実施
・企業等へのインタビュー調査等
③プレゼンテーション
④討論
⑤論文の執筆
到達目標
学術論文として認められる水準の卒業論文を執筆することを最終目標とする。
授業計画と内容
<演習Ⅰ・Ⅱ>
【前期】
①ガイダンス(ゼミの運営方針、ゼミ交流会での報告テーマの検討)
②社会科学を学ぶための基礎知識の確認(テキスト輪読)1
③テキスト輪読2
④テキスト輪読3
⑤テキスト輪読4
⑥テキスト輪読5
⑦金融・国際金融論に必要な経済理論の復習(テキストの輪読)1
⑧テキスト輪読2
⑨テキスト輪読3
⑩テキスト輪読4
⑪テキスト輪読5
⑫データの収集・加工
⑬データ分析の方法・解釈
⑭応用テーマによる実践
【後期】
①学術論文についてのガイダンス
②学術論文の読み方(講義)
③学術論文の読み方(講義2)
④金融・国際金融に関する学術論文の輪読(英語編)
⑤輪読2
⑥輪読3
⑦輪読4
⑧研究テーマの発見とリサーチクエスチョンの構築
⑨研究テーマの報告1
⑩研究テーマの報告2
⑪研究テーマの報告3
⑫研究テーマの報告4
⑬論文の構成
⑭分析手法の選択
<演習Ⅲ・Ⅳ>
【前期】
①学術論文をかくためのガイダンス1
②学術論文かくためのガイダンス2
③テーマの報告と確定1
④テーマの報告と確定2
⑤先行研究のまとめと論点の報告1
⑥先行研究のまとめと論点の報告2
⑦先行研究のまとめと論点の報告3
⑧分析対象、データの収集と分析手法の選択1
⑨分析対象、データの収集と分析手法の選択2
⑩分析手法の実習1
⑪分析手法の実習2
⑫分析手法の実習3
⑬論文構成の最終確認1
⑭論文構成の最終確認2
【後期】
①報告資料の作成方法とプレゼンテーション1
②報告資料の作成方法とプレゼンテーション2
③中間報告会1
④中間報告会2
⑤中間報告会3
⑥中間報告会4
⑦修正に向けた検討会
⑧中間報告会1
⑨中間報告会2
⑩中間報告会3
⑪中間報告会4
⑫論文完成に向けた最終調整
⑬完成論文の予備提出
⑭最終修正
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回、指定のテキストと学術論文を読んで学習ノートを作成してもらいます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 50 | 授業への参加回数と授業中の発言頻度 |
その他 | 50 | 課題への取り組み態度とその質 |
成績評価の方法・基準(備考)
参加態度と報告の内容等によって厳格に評価します。参加すればAというわけではありません。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
1回目の授業において紹介します。
その他特記事項
〔募集人数〕
15名
〔募集方法〕
〇レポート(manaba「レポート」利用)
〇面接試験
〔課題図書〕
最初の授業においてリーディングリストを配布します。
〔注意事項〕
〔国外実態調査〕
実施しない
〔利用するソフトウェア〕
なし