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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:情報と言語

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
情報と言語 2025 後期 火4 国際情報学部 橋本 健広 ハシモト タケヒロ 3・4年次配当 2

科目ナンバー

GI-FL3-SE38

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語/英語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 本講義では、情報と言語とのかかわりから、1.ICTを活用した応用言語の分野である、「コンピュータ支援による言語学習 Computer-Assisted Language Learning」を、学習と教育の両面から学ぶ。2.またデジタル・ヒューマニティーズの分野における人文学研究の概要についても学ぶ。外国語の学習と教育および人文学研究に関し、ICTをどのように活用したらよいかを理解し、理論と実践を有機的に学ぶことがねらいである。
 外国語の学習・教育においてICTの活用は近年特にめざましい発達を遂げている。次々と現れる情報技術を学習者・教師はどう取り入れたら良いか、あるいは、学習・教育にとって必要なシステムやサービスをICT戦略家はどう実装したら良いかを考える際、ICT活用における外国語の学習・教育の理論と応用の方法は不可欠の知識となるだろう。加えて、テキストのデジタル化と計量テクスト分析の実際といった、オンライン上で利用しデータから読み解く文学は、デジタル世代の人文学に必須のスキルとなると思われる。

科目目的

 科目の目的は、1.コンピュータ支援による言語学習(CALL)の理論と実践の基礎を理解し、理論を実践に有機的につなげる方法を理解すること、および2.人文学におけるデジタル・ヒューマニティーズの基礎知識を身につけることである。

到達目標

 学生は、外国語学習のコンピュータ上のツールを実際に使用するなどのアクティビティを通して、理論がいかにして教育に生かされているか、データ化された文学データを以下に利用・分析するかについての理解を深める。

授業計画と内容

Week 1イントロダクション
Week 2 TESOL 英語教育学とCALL
Week 3 SLA 第二言語習得とCALL
Week 4 CALL設計
Week 5 CALLの評価
Week 6 コンピュータを介したコミュニケーション
Week 7 CALLの理論
Week 8 CALLの統合
Week 9 これまでとこれからのCALL
Week 10 デジタル・ヒューマニティーズ概論・電子図書館
Week 11 文学作品の可視化とトピックモデリング
Week 12 プログラミングによる計量テクスト分析・テクストの前処理
Week 13 プログラミングによる計量テクスト分析・分析
Week 14 計量テクスト分析の発展


授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50 CALLの理論と実践の基本的な理解と理論の実践への応用・デジタルヒューマニティーズ
平常点 50 授業への参加

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

グループワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

講義内容に応じた教育ツールの使用

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキスト:
Mike Levy and Glenn Stockwell. (2006). CALL dimensions: options and issues in computer-assisted language learning. Mahwah, New Jersey: Lawrence Erlbaum. ISBN: 0-8058-5634-X

参考文献:
ロッド・エリス. (2003). 『第2言語習得のメカニズム』牧野 高吉訳, ちくま学芸文庫. 筑摩書房.
H. Douglas Brown. (2014). Principles of Language Learning and Teaching: A Course in Second Language Acquisition. Sixth Ed. NY: Pearson.
Robert Debski. (2006). Project Based Language Teaching with Technology. NCELTR Publications.
中央大学国際情報学部編. (2020).『国際情報学入門』ミネルヴァ書房.
樋口耕一. (2014).『社会調査のための計量テキスト分析』第2版. ナカニシヤ出版.
Stéfan Sinclair & Geoffrey Rockwell. (2016) Voyant Tools. https://voyant-tools.org/

その他特記事項

参考URL

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