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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:ドイツ語学・教授法特殊研究 B 

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
ドイツ語学・教授法特殊研究 B  2025 後期 金1 文学研究科博士課程後期課程 林 明子 ハヤシ アキコ 1年次配当 2

科目ナンバー

LG-LG6-102L

履修条件・関連科目等

 ドイツ語学に限らず、言語学分野の幅広い知識とドイツ語・英語で専門書を読む能力を前提とします。また、研究成果を広く教育に応用する意欲を持つ学生を歓迎します。

授業で使用する言語

日本語/ドイツ語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 「学術言語としてのドイツ語(Deutsch als Wissenschaftssprache)」の教育を支える基礎研究としての「文章・談話の分析」を授業テーマとし、実証的な研究論文を批判的に読み議論します。理論を授業に応用した実践報告についても視野に入れます。そして、授業履修者自身の研究テーマとの関わり方、研究成果の生かし方を考えます。前期の「ドイツ語学・教授法特殊研究A」を受け、本授業では、インタラクションに焦点をあてます。

科目目的

 言語学・言語教育分野の先行研究を正確かつ批判的に読み、それを参考に言語データを収集、分析、検証する力を磨きます。同時に、言語教育の基礎研究として位置づけられる研究成果の提案の仕方を考えます。

到達目標

 自分自身の研究テーマの発展を視野に、学界の動向や研究史にも目配りしながら問題提起する力を養うことを目標とします。

授業計画と内容

(1)オリエンテーション:インタラクションの分析と教育への応用
(2)インタラクション(1):概念規定
(3)インタラクション(2):分析の観点
(4)(2)(3)を踏まえた提言:教育への応用
(5)インタラクションからみる話者交替:分析と問題の所在
(6)インタラクションからみる話段:分析と問題の所在
(7)(5)(6)を踏まえた提言:教育への応用
(8)インタラクションからみるプロソディ:概念規定と整理
(9)インタラクションからみるプロソディ:対象項目の整理と分析の観点
(10)(8)(9)を踏まえた提言:教育への応用
(11)イントネーション:分析と問題の所在
(12)リズム:分析と問題の所在
(13)(11)(12)を踏まえた提言:教育への応用
(14)総括:議論のまとめと発展

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 授業で扱う文献については、履修者各自の研究テーマに配慮しながら決めたいと思います。また、基礎研究の成果を実践に応用した例として、DAADによるウェブサイトDhoch3も参考になります。その他にも、ドイツ語で書かれた文献は当然のこと、英語や可能であればフランス語の文献にも積極的にあたってほしいと思います。言語教育に関連して、日本語教育分野の研究も注視してください。
 国内外の学会・研究会に積極的に参加し、学界の動向に目を配るとともに、自分自身の研究についても学内外の学術誌に投稿・発表してください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50  授業中の発表およびそれに対するコメントを踏まえ、レポートを作成します。レポートは、正確かつ的確な分析と具体的なデータに基づく問題提起、発展の方向性への提言という観点から評価します。
平常点 50  授業中の口頭発表やディスカッションに基づいて評価します。口頭発表では、先行研究を正確かつ批判的な読み、それを踏まえた上で、自分自身の研究テーマに引きつけた応用の可能性に言及することを求めます。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

 各自の研究分野の論文はもちろん、以下の雑誌に掲載される論文等を通して、最新の研究動向について定期的にチェックしておいてください。
ドイツ文法理論研究会編 ENERGEIA
日本音声学会編『音声研究』
日本独文学会編 NEUE BEITRÄGE ZUR GERMANISTIK
日本独文学会編『ドイツ文学』
日本独文学会ドイツ語教育部会『ドイツ語教育』
Gesellschaft für Angewandte Linguistik, forum ANGEWANDTE LINGUISITK. Peter Lang Verlag・Wiesbaden
Linguistische Berichte. Helmut Buske Verlag・Hamburg
Zeitschrift für germanistische Linguistik

その他特記事項

参考URL

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