科目ナンバー

SE-GE2-FZ16

履修条件・関連科目等

ドイツ語1A、1Bを履修していること。辞書を丹念に引く労力を厭わぬこと。

授業で使用する言語

日本語／ドイツ語

授業で使用する言語（その他の言語）

授業の概要

中級レベルのドイツ語テキスト・リーディングを行います。また、実際にテクストを音読することで、ドイツ語の発音の仕方やメカニズムを復習していきます。

履修登録自体は春と秋で別れてはいますが、しっかりした実力を磨くために春学期から継続してで修してくださる方が望ましいです。ただし、秋学期からの参加も大歓迎です！

科目目的

ネイティブのドイツ語で書かれた文章を辞書を用いながら読めるようになること。初級ドイツ語学習時に学んだ文法項目を補完し、より精度の高い文法・語学知識を獲得すること。加えて、ドイツ語を用いて簡単な日常会話や作文など、自己表現ができるようになること。ドイツ語検定試験3 級 ないし 2 級の合格が一応の目安となります。

到達目標

中級ドイツ語講読。春・秋両学期を通じて、中級学習者向けの教科書を用いて「ドイツ語を読む」ためのテクニックを学びます。ドイツ語原文を読み進めていくためには、さまざまな初級文法の知識がしっかりと身に付いている必要がありますが、授業内で復習しますので心配は無用です。また、接続法や関係代名詞など、難易度の高い文法項目は詳細に解説します。
なお、できれば通年で履修してもらえるとありがたく思います。

なお、ドイツ語検定試験2級合格者は正式に資格として履歴書に記載することができます。2級合格はなかなか難しいですが、努力次第では十分可能です。検定試験の行われる6月と11月に数回、授業内でも検定試験を想定した内容を扱うつもりです。

授業計画と内容

後期:
（１）前期の復習
（２）教科書読解、複雑な文章はどうやって読むか？(1)
（３）教科書読解、複雑な文章はどうやって読むか？(2)
（４）教科書読解
（５）教科書読解
（６）教科書読解
（７）教科書読解、格の意義・特殊用法
（８）教科書読解、推量の表現
（９）ドイツ語検定対策 (文法)
（10）ドイツ語検定対策 (聞き取り)
（11）教科書読解
（12）プレゼンテーション
（13）副詞と心態詞
（14）後期の総括

＊以上は現時点での授業計画です。実際の授業では時事的な話題に触れるため、内容が変更になる場合が多々あるかと思います。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容（その他の内容等）

文法の説明があった場合、必ず復習するように心がけて下さい。また、授業の形式上、予習は必須です。予習せずに参加した場合は、授業時間そのものが無意味なものとなります。予習の際には、一語一句忽せにしないことが重要ですが、何より大切なのは、自分なりの解答をもって授業に臨むことです。自分に「何ができる」か、そして「何ができないか」という事実に真摯に向きあいつつ、自分の能力を向上させていって下さい。

授業時間外の学修に必要な時間数／週

・毎週１回の授業が半期（前期または後期）または通年で完結するもの。１週間あたり１時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

成績評価の方法・基準（備考）

授業内到達度確認50％、平常点50％で評価します。ただし、冬期ドイツ語検定3級合格者は5点、2級合格者には10点を学期末試験の成績に加点します。なお、病気・公傷等いかなる理由であれ、学期ごとに3分の1以上の欠席があった場合、たとえテスト成績が満点であっても成績評価資格を失いますので注意してください。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法（その他の内容等）

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート

アクティブ・ラーニングの実施内容（その他の内容等）

授業テクストを音読し、発音を確認します。

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法（その他の内容等）

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

著者：伊藤　眞　書名:『Märchen, Geschichten und Fakten』　出版社：朝日出版社
ISBN: 978-4-255-25306-0

その他特記事項

授業の際には、かならず独和辞書を一冊持ってくること。電子辞書でも普通の辞書でも構いません。詳細は初回授業時にお話しいたします。また、一度休むと「休み癖」のようなものがつきます。できる限り欠席しないように、自らのモチベーションを維持していって下さい。

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