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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:エコロジカルプランニング

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
エコロジカルプランニング 2025 後期 月5 理工学部 高田 まゆら、原田 芳樹、ホーテス シュテファン タカダ マユラ、ハラダ ヨシキ、ホーテス シュテファン 3年次配当 2

科目ナンバー

SE-VI3-CC14

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

英語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

講義内容は前後半に大きく分かれている。前半は広域的な地域計画を取り上げ、国連その他の国際的な組織が作成する環境計画の基礎的な枠組みや方針について学ぶ。特に欧州連合で進められている環境の保全や持続可能な利用に関する取り組みを事例として挙げる。そして国際的な条約などが各国においてどのように応用され、国土スケールの環境計画にどのような形で反映されるか紹介する。更に地方(県、州など)や市町村の環境計画を題材とし、狭義の環境計画やその他環境に影響を与える空間計画(土地利用計画、交通計画など)について学ぶ。地方、自治体の計画に関する議論においては物質循環の制御や自然災害対策、野生生物の管理も取り上げ、環境を対象とする計画の多様性について理解を深める。
後半においては都市開発や建設事業に伴う環境計画に注目する。対象地域が比較的に狭く、人口密度が高い都市的環境では住民・利用者の様々なニーズに配慮し、環境計画に反映させる必要がある。建築物、道路などの建設による微気候や水循環の変化に環境計画においてどのように対応し、植栽に使う植物をどのような基準に基づいて選定・配置し、五感を通じて多様な利用者に楽しんでいただける空間をどのように造っていけるかなどというテーマに触れる。
授業においては都市と周辺地域のつながり、つまり人やモノの移動・運搬、エネルギーや物質の流れなどを視野に入れる。環境計画における生態系サービスの定量化、持続可能な地域づくりに向けた合意形成・意思決定なども扱う。アクティブラーニングを積極的に取り入れ、自主研究プロジェクトに関する作業や議論、発表を行う。研究や実務の最前線で活躍するゲスト講師を呼ぶことがあるため、スケジュール変更の可能性に留意すること。

科目目的

人と環境を巡る諸問題を包括的に扱い、問題解決に向けた体制づくりと様々主体の協働によって策定される政策や計画の理論と実践について把握することが本科目の目的である。

到達目標

持続可能な地域づくりに向けた環境計画の理論と実践を学ぶ。環境計画の理論に関しては、計画対象の空間が持つ生態学的機能や、人間が空間を利用する上で必要な様々な社会的制度について学ぶ。環境計画の実践に関しては、環境の現状を把握するための手法や、計画立案までの手順、そして計画実現のための手続きについて学ぶ。関連する社会的制度の階層制や対象地域のスケールに基づいて、環境計画は複数のタイプに分類される。国際的な計画や国土スケールの計画、そして地方自治体が担当する地域環境計画に加え、都市計画や建築計画に伴う環境計画を取り上げる。環境計画の理論を把握し、計画の作成や実現における諸課題を理解することを到達目標とする。

授業計画と内容

第一部:地域環境計画
1.環境計画の基礎・環境計画に関する自主研究プロジェクトの選定
2.環境計画は何故必要か?人と環境の関わりを計画から考える
3.国連、欧州連合の環境計画
4.国土計画、環境基本計画など各国における取組
5.野生生物の個体群管理と環境計画
6.州や県の環境計画
7.市町村における環境計画
8.自主プロジェクトの中間発表

第二部:都市環境計画
9.都市環境計画概論
10.都市スケールの環境計画~都市森林
11.街区スケールの環境計画~ランドスケープマスタープラン
12.身体スケールの環境計画~プレイスメイキングとアクセシビリティ
13.自主プロジェクトの発表と議論①
14.自主プロジェクトの発表と議論②

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

自主プロジェクトにおいては各種環境計画について自らで調べ、発表資料を作成する必要がある。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 30 英語を参照
平常点 40 英語を参照
その他 30 英語を参照

成績評価の方法・基準(備考)

出席率が70%に満たない者、課題を提出しない者についてはE判定とします。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

クリッカー

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

授業に係わる教員全員が関連分野における実務経験を持っている。具体的には、環境政策や環境計画の策定、野生生物の管理に関する経験である。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

授業の環境政策や環境計画、野生生物管理に関する内容が教員に実務経験に関連する。

テキスト・参考文献等

授業の中で提示

その他特記事項

参考URL

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