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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:近現代文学(2)B

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
近現代文学(2)B 2025 後期 水5 文学部 富塚 昌輝 トミツカ マサキ 1・2年次配当 2

科目ナンバー

LE-JL1-A214

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

本講義では、構造分析と物語論の方法について講じます。文学作品の中で、空間や意味がどのように配置されているのか、時間や視点がどのように操作されているのかについて考えます。そのことによって、ストーリー(出来事の推移)を追いかけるだけの読書から脱却し、文学作品を多角的に読解する姿勢を身につけます。

科目目的

文学作品を空間・意味の配置と、時間・視点の操作に注意して読む方法を習得することを目指します。そのことによって文学作品を読む方法について理解を深めるとともに、小説を複数の視角から読解する能力を習得することを目指します。

到達目標

本科目では、以下を到達目標とします。
・文学作品の構造分析について理解することができる。
・文学作品の語り分析(物語論)について理解することができる。
・構造分析、物語論を用いて文学作品を分析することができる。

授業計画と内容

①後期授業の概要説明
②構造分析の基礎①―道化と異化
③構造分析の基礎②―境界と越境
④泉鏡花『龍潭譚』(1)―日常から非日常へ
⑤泉鏡花『龍潭譚』(2)―山中異界という空間
⑥探偵小説と都市空間(1)―近代都市という空間
⑦探偵小説と都市空間(2)―近代都市の表と裏
⑧物語論の基礎①―物語言説と物語内容
⑨物語論の基礎②―時間、距離、視点、人称
⑩中島敦『山月記』(1)―物語論の実践
⑪中島敦『山月記』(2)―変調する語り
⑫夢野久作『瓶詰地獄』(1)―語りの構造
⑬夢野久作『瓶詰地獄』(2)―語りと騙り
⑭まとめと総括

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50 期末レポート
平常点 50 授業確認テスト、ショート・レポート

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

【テキスト】
プリントを配付します。
【参考文献】
授業時に指示します。

その他特記事項

授業の展開によっては、取り扱う事柄を変更して進める場合もあります。特別な場合を除き4回を超えて欠席した学生については、評価の対象外とします。

参考URL

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