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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:国文学情報処理B

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
国文学情報処理B 2025 後期 土1 文学部 小西 光 コニシ ヒカリ 1・2年次配当 2

科目ナンバー

LE-JL1-A305

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

【学位授与方針と当該授業科目の関連】
 本講義は「人や社会を読み解く力」の修得に関わる科目です。現代語を中心とした日本語を分析する力を、情報処理の観点から養成します。

【概要】
 既存の現代語コーパスを利用して各自調査を行う。各自の調査・研究結果をまとめるために必要な情報処理技術を実習形式で習得していきます。コーパスとは、言語研究を目的として収集され、コンピュータで利用可能な、書き言葉もしくは話し言葉の言語データのことです。このようなツールを適切に用いるためには、データの基本情報や特徴、データの扱い方・示し方を知っておく必要があります。授業では、主にインターネット上で利用可能な現代語コーパスを利用し、検索による用例収集と表計算ソフトによる集計方法を学びます。また、授業内で提示された小課題に応じ、調査結果をまとめていきます。

科目目的

 国文学・国語学研究をするうえで必要な、インターネットからの言語情報の収集方法やデータの処理、コーパスの知識と活用、言語情報を分析する力を養うことを目的とします。

到達目標

 上記〈科目目的〉の達成のために、具体的には以下の目標を設定します。 
(1)コーパスでどのようなことができるか,長所と短所を説明できる
(2)国文学・国語学研究で必要なデータをコーパスから収集できる
(3)Excelを用いて集めたデータを集計・図表化でき,考察を深めることができる

授業計画と内容

第1回 ガイダンス(インターネットによる用例収集)
第2回 コーパスによる日本語研究概説(コーパスとは、コーパス利用の長所・短所)
第3回 コーパスによる用例収集① 『現代日本語書き言葉均衡コーパス』利用方法
第4回 コーパスによる用例収集② 『現代日本語書き言葉均衡コーパス』概論
第5回 本文データの作成・加工、考察の基礎
第6回 表計算ソフトによる集計① 形態素解析
第7回 表計算ソフトによる集計② 用例整理・集計方法
第8回 表計算ソフトによる集計③ 経年変化の捉え方
第9回 レポートの作成方法・課題設定
第10回 課題に関する調査① 用例収集
第11回 課題に関する調査② 用例整理
第12回 課題に関する調査③ 考察
第13回 課題に関する調査④ 集計
第14回 まとめ

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 講義時間内に小課題が終わらない場合は、週平均2〜4時間程度(個人差あり)課題に取り組んでいただく時間が必要となります。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50 期末レポートの評価です。5段階(A/B/C/D/E)評価となります。
「A」修得技術を活用し、深い考察ができている。
「B」修得技術を十分に修得できている。考察ができている。
「C」修得技術を修得できている。考察に取り組んでいる。
「D」技術の修得状況に少し課題がある。考察が不十分である。
「E」技術の修得状況に課題が残る。考察が不十分である。
平常点 40 毎回の講義で課す小課題の評価です。基本は3段階(A/B/C)評価となります。
「A」各回講義の修得技術が修得できている。
「B」各回講義の修得技術をほぼ修得できている。
「C」各回講義の修得技術があまり修得できていない。
その他 10 授業への出欠席(出席か欠席か)です。

成績評価の方法・基準(備考)

評価の前提条件:出席が2/3以上に満たない場合は評価対象外とします。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

【授業時間内】 
 前回の小課題について振り返り・全体的な注意点・解説実演を行います。 

【授業時間外】 
 提出された小課題に対しmanaba上で個別のフィードバック(できている点・改善点の指摘)を行います。

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

 講義や課題の解説は動画配信を基本とします。受講者は、いつでも復習が可能となります。また、講義や課題への質問はmanabaを活用し、いつでも質問が可能です。

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

国立国語研究所でコーパス開発に従事した経験をもとに授業を構成している。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

日本語テキストを研究資料として扱う場合のツールを使い方も含めて紹介する。

テキスト・参考文献等

中央大学ポータルサイトmanaba上で講義資料(スライド)を配付します。参考書は必要に応じて適宜紹介します。

その他特記事項

 「国文学情報処理A」での講義内容をふまえた内容も含まれます。後期から履修する場合は、「国文学情報処理A」の講義資料を公開しますので、事前に確認するようにしてください。
 各自の取り組み方が習得の度合いに大きく関わります。疑問・不明点はそのままにせず、積極的に質問して解消するようにしてください。

参考URL

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