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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:比較教育社会史

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
比較教育社会史 2025 後期 火5 文学部 高木 雅史 タカギ マサシ 2~4年次配当 2

科目ナンバー

LE-ED2-N302

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

教育という営みは、政治・経済・社会の幅広い領域にわたる社会事象と密接に結びついて成り立っている。よって、現代日本の教育のありようを理解するためには、さまざまな社会事象との関係に着目し、歴史的・社会的文脈のなかに位置づけて検討することが必要となる。この授業では、〈学歴主義の制度化と展開〉〈近代家族の誕生と変容〉〈生命科学の成立と進展〉という3つの社会的事象と教育との関係性について各々の歴史的変遷をたどり、適宜、諸外国と比較しながら、近代以降における日本の教育の特質を浮き彫りにしたい。

科目目的

この授業は、〈学歴主義の制度化と展開〉〈近代家族の誕生と変容〉〈生命科学の成立と進展〉という3つの社会的事象に関する考察を踏まえて、近代以降における教育の特質の歴史的変化を、広い視野から理解できるようになることを目的としている。

到達目標

〈学歴主義の制度化と展開〉〈近代家族の誕生と変容〉〈生命科学の成立と進展〉という3つの社会的事象に関する歴史的経緯を理解し、その相互関連を踏まえつつ、今後のあり方を展望できるようになること。

授業計画と内容

1 授業の目標と進め方について
2 学歴主義の制度化と展開(1):学歴主義の歴史①戦前
3 学歴主義の制度化と展開(2):学歴主義の歴史②戦後
4 学歴主義の制度化と展開(3):現代における大学教育の有効性
5 学歴主義の制度化と展開(4):フリーター・ニート対策(日本とイギリス)
6 近代家族の誕生と変容(1):少子化の歴史的変遷と現状/家族-学校関係の社会史①
7 近代家族の誕生と変容(2):家族-学校関係の社会史②高度経済成長以前
8 近代家族の誕生と変容(3):家族-学校関係の社会史③高度経済成長以後
9 近代家族の誕生と変容(4):就労・子育て支援(日本とデンマーク・フランス)
10 近代家族の誕生と変容(5):「三歳児神話」の受容にみる日本の特質と課題
11 生命科学の成立と進展(1):優生学の歴史と出生前診断(日本とイギリス・ドイツ)
12 生命科学の成立と進展(2):国民優生法から優生保護法・母体保護法へ
13 生命科学の成立と進展(3):生命科学の進展が教育にもたらす課題
14 総括・まとめ

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 80 【客観問題】(穴埋め・選択肢等):50%(試験配点中の内訳)
  評価基準:基礎的用語・概念・事実を理解しているか。
【論述問題】:50%(試験配点中の内訳)
 評価基準:設定した問題について、授業内容を踏まえたうえで論理的に説明できるか。
平常点 20 毎回のリアクションペーパーあるいはミニ課題(2回程度)に基づいて評価する。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキストは使用せず、配信する資料に基づいて授業を行う。

その他特記事項

参考URL

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