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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:ドイツ文学演習(2)(4)/ドイツ文学演習(2)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
ドイツ文学演習(2)(4)/ドイツ文学演習(2) 2025 後期 水2 文学部 遠藤 浩介 エンドウ コウスケ 2~4年次配当 2

科目ナンバー

LE-LT2-C858,LE-LT2-C860

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

エーリヒ・ケストナーの小説『飛ぶ教室』(1933年)はドイツ児童文学においても、また学校小説というジャンルにおいても傑作に数えられます。そのせいか、この作品は現在までに4回(1954年、1973年、2003年、2023年)映画化されています。
これらの映画のうち、1954年版がもっとも原作に忠実ですが、その後、1973年、2003年、2023年と回数を重ねるごとに、原作との違いも大きくなっています。これは20世紀前半の価値観のもとで書かれた作品を現代の価値観に合わせていく努力と考えることができます。この授業では小説と2003年公開版の映画を比較して、映画版で小説のどこをどのように改変したのか、そしてそれはなぜなのかを考えます。
比較をするためには、物語を分析する必要があります。物語を描写し分析する力を身に着けることも、この授業の目的のひとつです。

科目目的

この科目は、第一に学位授与の方針で示す「専門的学識」を修得することを目的としている。またあわせて「コミュニケーション力」と「主体性」の修得も目的としている。

到達目標

・文学作品と映画作品を描写分析し、それぞれのメディアに特有の演出や語りの手法を学ぶ。
・自分の疑問点や意見を、他者の意見を踏まえつつ、説得力をもって他者に伝えられるようになる。

授業計画と内容

第1回 オリエンテーション
第2回 ドイツの学校制度(昔と今)
第3回 小説の分析:第1章~第3章
第4回 小説の分析:第4章~第6章
第5回 小説の分析:第7章~第9章
第6回 小説の分析:第10章~第12章
第7回 小説での登場キャラクターの整理と描写(1):グループ分けと相互関係
第8回 小説での登場キャラクターの整理と描写(2):登場キャラクターの行動と性格
第9回 映画『飛ぶ教室』(2003年)鑑賞(1):前半
第10回 映画『飛ぶ教室』(2003年)鑑賞(2):前半
第11回 映画『飛ぶ教室』(2003年)分析(1):登場キャラクター分析
第12回 映画『飛ぶ教室』(2003年)分析(2):舞台
第13回 映画『飛ぶ教室』(2003年)分析(3):ストーリー
第14回 まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 60 学期末レポート。対象となる小説と映画を分析・比較する。分析と比較の緻密さと精度、そして日本語として正確な文章が書けているかなどを基準とします。
平常点 40 授業への参加・貢献度・受講態度(課題への取り組み方、ディスカッションへの参加、意見の表明、他の学生の発言に耳を傾ける態度など)・授業期間中課題の提出を基準とします。

成績評価の方法・基準(備考)

※ 授業後課題を5回以上提出しなかった場合には学期末レポート提出資格を失う。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキストは配布します。参考文献は授業時に指示します。

その他特記事項

授業時間外での教員との連絡には原則としてmanabaの個別指導機能を使用する。

参考URL

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