シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ラテン語(上級) | 2025 | 通年 | 木5 | 文学部 | 阿部 衛 | アベ マモル | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-OW2-SL20
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、古典ラテン語で書かれた文献を受講生と読み進めていきます。
この授業は、受講生にラテン語の文章を日本語に訳してもらい、それに対して講師が解説を加えるというかたちで進めます。そのため、履修にあたっては、古典ラテン語の基礎文法をある程度習得していることが求められますが、文献の講読を進めるに際しては、基礎的な文法の復習を十分に行うとともに、文献の歴史的背景も丁寧に解説していきますので、ラテン語の理解をゆっくりと着実に深めていくことが可能です。
なお、授業計画に記した授業の進度はあくまで目安であり、履修者の数やレベルに応じて変わります。
科目目的
この科目では、ラテン語で書かれた実際の古典作品を丁寧に読み進めること通じて、学生がこれまで学んできたラテン語の基礎文法を復習すると同時に、さらなるラテン語読解力を身につけることを目的としています。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とします。
・テクストに記載されている文章の単語や構造について、文法的な説明ができるようになること。
・ラテン語で書かれた文章に文法的説明を加えたうえで、正しい日本語訳ができるようになること。
・以上の目的を達成するために、辞書や文法書を適切に使えるようになること。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
第2回 「文献の紹介・解説」、「基礎文法の確認」
第3回 「講読」(『ローマ皇帝伝』「カエサル伝」第20章)
第4回 「講読」(同書、第21章)
第5回 「講読」(同書、第22章)
第6回 「講読」(同書、第23章)
第7回 「講読」(同書、第24章)
第8回 「講読」(同書、第25章)
第9回 「講読」(同書、第26章)
第10回 「講読」(同書、第27章)
第11回 「講読」(同書、第28章)
第12回 「講読」(同書、第29章)
第13回 「講読」(同書、第30章)
第14回 前期のまとめ
第15回 「講読」(同書、第31章)
第16回 「講読」(同書、第32章)
第17回 「講読」(同書、第33章)
第18回 「講読」(同書、第34章)
第19回 「講読」(同書、第35章)
第20回 「講読」(同書、第36章)
第21回 「講読」(同書、第37章)
第22回 「講読」(同書、第38章)
第23回 「講読」(同書、第39章)
第24回 「講読」(同書、第40章)
第25回 「講読」(同書、第41章)
第26回 「講読」(同書、第42章)
第27回 「講読」(同書、第43章)
第28回 後期のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業への参加・貢献度、受講態度(意見の表明、予習の有無等)の状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献
水谷智洋編『羅和辞典<改訂版>』、研究社、2009年。
中山恒夫『標準ラテン文法』、白水社、1987年。
山下太郎『しっかり学ぶ初級ラテン語』、ベレ出版、2013年。
その他特記事項
この授業では、ラテン語辞書が必要となります。(用いる辞書について特に指定はありませんが、初回授業時に辞書の紹介をしますので、それを参考に入手していただくことも可能です。)