シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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入門演習 | 2024 | 後期 | 火3 | 経済学部 | 陳 希 | チン キ | 1年次のみ | 2 |
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
本演習のテーマは、「現代中国の社会と文化を考える」です。
本演習では、中国モダニズム研究会『中国現代文化14講』(関西学院大学出版会)を教材に、現代中国の文化の諸相について考え、討議し、理解を深めます。授業の具体的な進め方としては、全員がテキストを読んで準備するほか、毎回、一人あるいは二人が担当部分の要旨と問題点を報告し、全員で議論します。その上で、各自が自分の興味のある関連テーマについてさらに調べ、自分の考えを加え、レポートをまとめます。
また、演習の前半に、Word・Excel・PowerPointの基礎知識を習得するためのOffice講座を受講します。Office講座で学んだ知識をもとに、演習では資料作成やプレゼンテーションを行います。
科目目的
この科目は、学位授与方針で示す「協調性・自己管理力・創造的思考力」を修得することを目的としています。具体的に言えば、①テキストを正確に読解し、現代中国の社会と文化への知見を深めること、②ゼミでの学習を通して、自分の考え方をことばによって論理的に表現し、わかりやすく他者に説明できるようになること、がこの科目の大きな二つの目的です。
また、本演習は、プレゼンテーション及びディスカッションを通じて、1年生の皆さんが今後の大学生活において、主体的・対話的に授業参加する姿勢を身につけることを最終目的とします。
到達目標
履修生は、現代中国の社会と文化に対する基本的な知識を修得すると同時に、以下の能力やスキルのレベルアップを到達目標とします。
・図書館データベースの活用方法
・現代中国に関する資料調査と資料収集の基本スキル
・資料の正確な読み方、文章のまとめ方
・プレゼン力と討論力
・課題発見能力
授業計画と内容
第1回 オリエンテーション(演習内容の導入的説明・グループ分けなど)
第2回 Word講習会
第3回 Power Point講習会
第4回 Excel講習会
第5回 歴史――波乱万丈!英雄豪傑才女の中国近現代史(教科書第1章)
第6回 言語――内なる多様性、外とのつながり(教科書第2章)
第7回 清末から中華民国の文学――伝統と変革の時代の文(教科書第3章)
第8回 中華民国の文学――こんなはずじゃなかった文学史(教科書第4章)
第9回 中華人民共和国――〈英雄〉の活躍から〈自分探し〉へ(教科書第5章)
第10回 同時代の文学――「政治とカネ」の論理を超えて(教科書第6章)
第11回 演劇――伝統と現代の葛藤(教科書第7章)
第12回 映画:銀幕に映し出される激動の歴史と人々(教科書第8章)
第13回 レポートの提出と映画学習
第14回 総合討論と総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回扱う部分を必ず読み、疑問点・意見などをメモを取り、準備して授業に臨んで下さい。報告担当者は特にしっかりと準備し、難しい語句や関連事項などもできるだけ調べ、レジュメもしくはPower Pointを用意して発表して下さい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 学期末レポートの提出 |
平常点 | 30 | 授業前の準備と積極的な討論への参加 |
その他 | 40 | レジュメやPower Point(配付資料)を使った口頭報告 |
成績評価の方法・基準(備考)
(1)授業前の準備と積極的な討論への参加(30%)
(2)レジュメPower Point(配付資料)を使った口頭報告(40%)
(3)学期末レポート提出(30%)
によって総合的に評価します。
ゼミ形式の授業ですので、報告義務放棄、無断欠席3回以上の場合は以後の履修を認めません。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【授業で使用するテキスト】(必携)
中国モダニズム研究会著『中国現代文化14講』(関西学院大学出版会、2014年)
ISBN:9784862831675
*履修が決定した人は、必ず入手して下さい。生協書籍コーナーで購入できます。
【自学用の参考文献】
光田剛編集『現代中国入門』(筑摩書房、2017)
ISBN:9784480069634