中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:演習Ⅰ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
演習Ⅰ 2025 春学期 火5 商学部 山本 慎悟 ヤマモト シンゴ 3年次のみ 2

科目ナンバー

CM-IF3-11XS

履修条件・関連科目等

3年次配当の事前登録科目です。
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・論文はセット履修科目です。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

〔テーマ〕グローバル・ビジネス実務に関する諸問題の事例研究

 私達の身の回りにある様々な商品はその多くが外国製であるか、または外国品が原材料として使われています。日本経済が国際貿易によって支えられていると言われる所以です。
 さてこのような「国際貿易」は実務の面から見ると一般的に市場・信用調査に始まり、売買契約の交渉・成立、信用状の発行・接受、商品の調達、船積み、運送等の過程を経て代金決済に終わるとされています。しかしこのような国際貿易は法律、文化、習慣等が異なる外国の企業とのビジネス活動であるが故に実に様々な固有の問題が潜んでおり、その実践にあたっては国内取引のそれとは異なる特別の留意が求められます。そこで本演習では、
○3年次
 国際貿易を中心とするグローバル・ビジネスの「実践」にフォーカスを当て、関連する各種トラブルの実例や判例等を題材にした事例研究を行います。
○4年次
 各自関心を持ったテーマに基づき卒論を作成し、随時研究報告を行います。

科目目的

この科目は、カリキュラム上の「商学部アドヴァンスト科目」であり、商学部スタンダード科目及び商学部分野別専門科目の発展的な科目として位置づけされています。この科目での学習を通じて、主体的学習能力を習得することを目的としています。

 たとえば製造業者が日本で生産したある製品を海外市場で販売する場合、そこには必ず「輸出」という行為が伴い、また流通業者が海外市場からある製品を仕入れて日本で販売する場合、そこには必ず「輸入」という行為が伴います。本演習では、このような輸出入(国際貿易)を中心とするグローバル・ビジネスの実践に潜む諸問題を学生が自ら見つけ、それに基づいてできる限り質の高い卒業論文を作成することを目的とします。

到達目標

 できるかぎり質の高い「貿易実務」に関する卒業論文を作成することを目的として、本ゼミナールでは事例研究を通じて学生が①貿易実務上の如何なる場面に如何なる諸問題が潜んでいるのかを見極めると共に、②それぞれの状況に置かれた場合の高度な実務対応力や判断力を養います。

授業計画と内容

(3年次)
第1回.ガイダンス(本演習Ⅰ・Ⅱの進め方)
第2回.貿易取引に関する様々なルールの概要①(全体)
第3回.貿易取引に関する様々なルールの概要②(ウィーン売買条約)
第4回.ウィーン売買条約の適用範囲
第5回.売買契約の成立に関する事例研究①(問題編)
第6回.売買契約の成立に関する事例研究②(解答編)
第7回.売買契約の成立に関する事例研究③(関連問題研究)
第8回.トレードタームズに関する事例研究①(問題編)
第9回.トレードタームズに関する事例研究②(解答編)
第10回.トレードタームズに関する事例研究③(関連問題研究)
第11回.海上保険に関する事例研究①(問題編)
第12回.海上保険に関する事例研究②(解答編)
第13回.海上保険に関する事例研究③(関連問題研究)
第14回.国際輸送に関する事例研究①(問題編)
第15回.国際輸送に関する事例研究②(解答編)
第16回.国際輸送に関する事例研究③(関連問題研究)
第17回.船積書類に関する事例研究①(問題編)
第18回.船積書類に関する事例研究②(解答編)
第19回.船積書類に関する事例研究③(関連問題研究)
第20回.代金決済に関する事例研究①(問題編)
第21回.代金決済に関する事例研究②(解答編)
第22回.代金決済に関する事例研究③(関連問題研究)
第23回.代理店・販売店取引に関する事例研究①(問題編)
第24回.代理店・販売店取引に関する事例研究②(解答編)
第25回.ライセンス取引に関する事例研究①(問題編)
第26回.ライセンス取引に関する事例研究②(解答編)
第27回.代理店・販売店・ライセンス取引に関する事例研究(関連問題研究)
第28回.演習Ⅰ・Ⅱの総括・まとめ
(4年次)
第1回.ガイダンス(本演習Ⅲ・Ⅳの進め方)
第2回.卒業論文作成上の全体的注意点
第3回.卒業論文の事前報告・指導①(序論の提示)
第4回.卒業論文の事前報告・指導②(序論の検討)
第5回.卒業論文の事前報告・指導③(序論の調整)
第6回.卒業論文の事前報告・指導④(序論の再提示)
第7回.卒業論文の事前報告・指導⑤(序論の再検討)
第8回.卒業論文の事前報告・指導⑥(序論の再調整)
第9回.卒業論文の事前報告・指導⑦(序論の仕上げとテーマの仮決定)
第10回.卒業論文の経過報告・指導①(構成の提示)
第11回.卒業論文の経過報告・指導②(本論の提示)
第12回.卒業論文の経過報告・指導③(本論の検討)
第13回.卒業論文の経過報告・指導④(本論の調整)
第14回.卒業論文の経過報告・指導⑤(本論の再提示)
第15回.卒業論文の経過報告・指導⑥(本論の再検討)
第16回.卒業論文の経過報告・指導⑦(本論の再調整)
第17回.卒業論文の経過報告・指導⑧(本論の再々提示)
第18回.卒業論文の経過報告・指導⑨(本論の再々検討)
第19回.卒業論文の経過報告・指導⑩(本論の再々調整)
第20回.卒業論文の経過報告・指導⑪(本論の仕上げと構成の仮決定)
第21回.卒業論文の最終報告・指導①(結論の提示)
第22回.卒業論文の最終報告・指導②(結論の検討)
第23回.卒業論文の最終報告・指導③(結論の調整)
第24回.卒業論文の最終報告・指導④(結論の再提示)
第25回.卒業論文の最終報告・指導⑤(結論の再検討)
第26回.卒業論文の最終報告・指導⑥(結論の再調整)
第27回.卒業論文の最終報告・指導⑦(結論の仕上げとテーマ・構成の確定)
第28回.演習Ⅲ・Ⅳの総括・まとめ

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

毎回の授業で与えられる課題に基づき、綿密な文献調査や発表用の資料(パワーポイントやレジュメ)作成等を行った上で出席すること。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 50 授業への参加
その他 50 発表内容と発表に取り組む姿勢

成績評価の方法・基準(備考)

「演習論文」を作成・提出しない場合には「演習Ⅲ・Ⅳ」の単位は付与しません。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

〔テキスト〕
特になし。授業時に随時レジュメを配布・使用します。
〔参考文献〕
・石田 貞夫 、中村 那詮著『貿易用語辞典』改訂第2版、白桃書房、2013年、ISBN:4561741941
・新堀 聡著『評価される博士・修士卒業論文の書き方・考え方』同文舘出版、2002年、ISBN:4495865110

その他特記事項

〔募集人数〕
15名
〔募集方法〕
〇レポート(manaba「レポート」利用)
〇面接試験
〔課題図書〕
椿 弘次著『入門・貿易実務』第3版、日本経済新聞出版社、2011年(日経文庫)、ISBN:4532112443
〔注意事項〕
・本ゼミナールは「グローバル・ビジネス実務」で学ぶ基本的な内容を履修者が習熟していることを前提として進めていくので、本ゼミナール履修者は同科目を3年次春学期で履修・単位修得することとします。
・本ゼミと同時並行で、「安全保障貿易管理」に関する資格試験の合格を目指す勉強会をサブゼミで実施する予定です。
〔国外実態調査〕
実施しない
〔ソフトウェアの利用〕
なし

参考URL

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