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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:演習Ⅱ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
演習Ⅱ 2025 秋学期 月3 商学部 川端 千暁 カワバタ チアキ 3年次のみ 2

科目ナンバー

CM-IF3-12XS

履修条件・関連科目等

3年次配当の事前登録科目です。
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・論文はセット履修科目です。

授業で使用する言語

日本語/英語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 本演習は、2年間をかけて卒業論文を執筆することが可能なように設計されています。テーマは、①財務諸表監査、②コーポレートガバナンス、③ESG、④会計システムとAI、⑤会計・金融教育、⑥その他から選択できます。論文の執筆は、個人かグループ(卒論は原則2名)か選択可能です。
 3年生では、財務諸表監査研究のハンドブック(テーマごとに先行研究を紹介した本)または他のテーマのレビュー論文(先行研究を紹介している論文)を輪読し興味があるテーマを見つけ(春学期)、夏休みに研究計画を作成します。秋学期には他大学とのコンペ/合同発表会で発表していただきます(就職希望者は12月、公認会計士試験受験者は1月または2月の発表を予定)。
 4年生では、前年度の研究課題についてデータを収集・整理・分析し、研究論文を執筆します。卒業論文は学外の懸賞論文に投稿したり、海外学会で発表を行うことも可能です。

科目目的

この科目は、カリキュラム上の「商学部アドヴァンスト科目」であり、商学部スタンダード科目及び商学部分野別専門科目の発展的な科目として位置づけされています。この科目での学習を通じて、主体的学習能力を習得することを目的としています。

本講義では、卒業論文を執筆するとともに研究論文として公表することを目的とします。

到達目標

以下を到達目標とします。
①卒業研究のテーマについての体系的な知識を獲得すること。
②研究課題を設定し、情報を収集・整理・分析し、研究論文を執筆・発表を行うために必要なスキルを修得すること。および、
③様々なゼミ活動を通じて、コミュニケーション能力や協調性を高めること。

授業計画と内容


【3年生】
■3年生春学期
1回:春学期オリエンテーション
2回:(講師による)輪読本の紹介
3回:輪読(不正事例)、テーマに関する議論、および解説(1)
4回:輪読(不正事例)、テーマに関する議論、および解説(2)
5回:輪読(監査実証)、テーマに関する議論、および解説(1)
6回:輪読(監査実証)、テーマに関する議論、および解説(2)
7回:輪読(コーポレートガバナンス・ESG)、テーマに関する議論、および解説
8回:輪読(会計システム・AI等)、テーマに関する議論、および解説
9回:輪読(会計・金融教育)、テーマに関する議論、および解説
10回:研究テーマ(ドメイン)・研究手法(実証、実験、実態調査など)の決定
11回:日本語文献の検索・解題(1):論文の検索方法・制度研究の検索
12回:日本語文献の検索・解題(2):記事等の検索
13回:研究計画の策定・参照文献の書き方
14回:春学期の総括

■3年生夏休み:夏合宿(研究計画書の提出)

■3年生秋学期
15回:秋学期オリエンテーション
16回:英語文献の検索・解題(1):論文の検索方法・英語記事等の検索
17回:英語文献の検索・解題(2):レビュー論文の検索
18回:英語文献の検索・解題(3):レビュー論文の改題
19回:英語文献の検索・解題(4):実証研究の検索
20回:英語文献の検索・解題(5):実証研究の読み方
21回:発表準備(1):制度的背景・研究課題の設定
22回:発表準備(2):先行研究の要約・基礎概念の整理
23回:発表準備(3):研究方法の提示
24回:発表準備(4):研究結果の書き方
25回:発表準備(5):研究のまとめ
26回:研究練習①:前半グループ
27回:研究練習②:後半グループ
28回:秋学期の総括
*授業外で他大学との発表会を予定。

■3年生春休み:論文執筆準備・進捗報告(発展的な研究手法をしたい場合は追加の勉強会)。希望者は国際学会での発表することも可能です。

【4年生】
■4年生春学期
1(29)回:春学期オリエンテーション
2(30)回:論文執筆・進捗報告(1):春休みの進捗報告
3(31)回:論文執筆・進捗報告(2)、論文校正演習(修飾する側とされる側)
4(32)回:論文執筆・進捗報告(3)、論文校正演習(修飾の順序)
5(33)回:論文執筆・進捗報告(4)、論文校正演習(句読点のうちかた)
6(34)回:論文執筆・進捗報告(5)、論文校正演習(漢字とカナの心理)
7(35)回:論文執筆・進捗報告(6)、論文校正演習(助詞の使い方)
8(36)回:論文執筆・進捗報告(7)、論文校正演習(段落)
9(37)回:論文執筆・進捗報告(8)、論文校正演習(無神経な文章)
10(38)回:論文執筆・進捗報告(9)、論文校正演習(リズムと文体)
*研究手法(事例・データの取得・統計・プログラミング等)は適宜指導します。
11(39)回:ゼミ内中間発表会①
12(40)回:ゼミ内中間発表会②
13(41)回:ゼミ内中間発表会③
14(42)回:秋学期の総括

■4年生夏休み:夏合宿(3年生の発表にアドバイスをする)

■4年生秋学期
15(43)回:秋学期オリエンテーション
16(44)回:論文執筆・進捗報告(1):夏休みの進捗報告
17(45)回:論文執筆・進捗報告(2):論文の執筆・修正
18(46)回:論文執筆・進捗報告(3):論文の執筆・修正
19(47)回:論文執筆・進捗報告(4):論文の執筆・修正
20(48)回:論文執筆・進捗報告(5):論文の相互チェック
21(49)回:論文執筆・進捗報告(6):論文の相互チェック
22(50)回:論文執筆・進捗報告(7):論文の相互チェック
23(51)回:論文執筆・進捗報告(8):最終校正
24(52)回:論文執筆・進捗報告(9):最終校正
25(53)回:論文執筆・進捗報告(10):最終校正
26(54)回:学外発表準備または個人自由発表①
27(55)回:学外発表準備または個人自由発表②
28(56)回:最終総括

■4年生春休み:卒業旅行(希望者は海外学会での発表付)

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

・グループでの研究活動ではメンバー間の都合を合わせて柔軟に対応してください(ただし、授業中にしっかり取り組んで出来るだけ持ち帰りの作業を減らすこと)。
・関連授業(監査論)は、履修することを強く薦めます。また、研究計画にあわせて研究手法(統計学や質的研究)の授業を履修することをお薦めします。
・夏に参加必須のゼミ合宿を行います。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 平常点は、授業態度、発表準備の態度、および発表の審査結果により決定します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

卒業論文の執筆

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

<参考文献>
① David Hay (編集), W. Robert Knechel (編集), Marleen Willekens (編集) 、②The Routledge Companion to Auditing、③2014

その他特記事項

〔募集人数〕
 12-15人程度

〔募集方法〕
 面接試験(特定の規準に基づいて選抜する。公認会計士志望者はゼミの人数の半数を目安とし、公認会計士志望者の応募が多数の場合にはその他の進路希望者を優先的に採用する。また男女の比率は半数を目安とする。左記に関わらず身体的ハンディキャップを持つものは優先的に採用する。)

〔国外実態調査〕
 実施する(希望者のみ)
 3月に3日程度

〔ソフトウェアの利用〕
卒業論文の研究において定量分析を希望する学生には、R/RStudioまたはPythonの利用を指導する(Excel等で代用も可)。また、卒業論文の執筆にあたってソフトウェアを利用する方が効率的な場合には適宜紹介する(例:FinancialQUEST等のデータベースなど)。

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