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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:環境リスク論

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
環境リスク論 2025 後期 土2 経済学部 米田 篤裕 マイタ アツヒロ 3年次配当 2

科目ナンバー

EC-PB3-84XX

履修条件・関連科目等

特にありません。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
この科目は、環境に関するリスクへの対応について、政府・企業・個人の3種類の主体における環境負荷の管理方法をもとに、環境に関するリスクに対応する事例や手法を確認し、経済学の果たすべき役割について理解を深めていくことに必要な経緯などの情報と理論を確認していきます。さらに、市場等を使ったリスク対応事例と、新しい市場をめざして環境保全に取り組む企業の自発的取組みの事例など最近の企業事例などについては、リスクマジメント、ファイナンスなどの考え方から、取組についての説明を付加して、受講生の理解の一助とします。

科目目的

経済主体は、環境政策を背景に、環境に関するリスクについて、適正に考慮し、未然に予防する自発的行動の対応が図っています。本科目は、国際的行動規範や金融資本市場などからの影響をみながら、政府の制度づくり、企業の自主的取組と新しい生活様式の提案をはじめグローバル市場で活動する企業の行動について、環境に関するリスクに対応する事例や手法を確認し、経済学の果たすべき役割について理解を深めていくことを目的としています。

到達目標

この科目の到達目標は、企業が、制度など国の環境保全政策に加え、自主的に環境保存に結び付く新たな事業活動を行っていることとその意味を確認することです。

授業計画と内容

授業計画
1. 本講全体の説明  環境保全とは?リスクとか?
2. 環境課題への経済学の取組み・考え方の整理
3. 政策の取組み:①環境課題と環境関連の法令
4. 政策の取組み:②国際的な規範からの影響
5. マルチステークホルダー社会での企業の自発的な取組み
6. 企業の自発的な環境リスク管理の取組みと標準化
7. 企業の環境リスク管理の手法①全体像
8. 企業の環境リスク管理の手法②計画(リスクアセスメント)
9. 企業の環境リスク管理の手法③支援および運用
10. 企業の環境リスク管理の手法④評価と戦略的な取組み
11. 調達網を利用した環境リスクへの取組み
12. 市場を利用した企業の環境リスクへの取組み
13. 金融を利用した企業の環境リスクへの取組み
14. 循環型経済への取組み

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

事前の準備は必要ありません。講義中に関心を持ち、追加して情報を得たいという希望があればご相談に応じます。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 毎回実施する講義内容に対応した練習問題の回答状況の合計

成績評価の方法・基準(備考)

平常点(毎回実施する講義内容に対応した練習問題の回答状況の合計が評価対象)としますので、十分な回数の出席が可能か検討の上で履修登録を行ってください。
追加のレポート、試験での評価は行いません。

課題や試験のフィードバック方法

その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

各回の練習問題について、次回に解説を加えて理解のおさらいをしていきます。

アクティブ・ラーニングの実施内容

その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

環境保全の政策を踏まえつつ、企業や個人がどのように対応しているか再確認として各回に練習問題に取り組んでもらいます。

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

合理的理由で面談授業に参加できない受講生は、対応を致しますので、お申し出ください。
配布資料・参考資料は、manabaで共有します。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

講義資料を配布します。補足資料・関連資料は授業の際に紹介します。
参考文献
青木玲子、大住圭介、田中廣滋、林正義編(2015)『トピックス応用経済学Ⅱ―公共政策、財政、産業組織、経済成長―』勁草書房

その他特記事項

参考URL

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