シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ジェンダー・セクシュアリティ論Ⅱ | 2025 | 後期 | 金4 | 理工学部 | 于 寧 | ウ ネイ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-GN1-HB38
履修条件・関連科目等
前期のジェンダー・セクシュアリティ論Ⅰで学ぶ基礎知識を前提として、このジェンダー・セクシュアリティ論Ⅱの授業を展開するため、両方を履修していただくことが望ましいですが、単独での履修も可能です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ジェンダーとセクシュアリティの概念と歴史実践について、以下の教科書と論文を通じて学びます。
教科書:
ジェフリー・ウィークス『セクシュアリティの歴史』(筑摩書房 ちくま学芸文庫、2024年)
論文:
于寧「1990年代の中国本土における当事者による同性愛言説の形成――呉春生をはじめとする運動家の活動を中心に」(『女性学』第29号、2022年3月)ほか
科目目的
ジェンダーとセクシュアリティの概念と歴史的実践を学び、東アジアを中心とした地域における様々な事象を自ら分析できる能力を身に付けることを目的とします。
到達目標
ジェンダーとセクシュアリティの概念と歴史的実践の知識を身に付け、その知識を元に、社会をめぐる様々な事象を自ら分析できるようになること。
授業計画と内容
第1回 講義概要と基本概念の紹介
第2回 教科書 第1章 性の歴史を組み立てる
第3回 教科書 第2章 性の歴史の発明
第4回 教科書 第3章 同性関係の歴史を問い直し、クィア化する
第5回 教科書 第4章 ジェンダー、セクシュアリティ、権力
第6回 教科書 第5章 性の歴史の主流化
第7回 教科書 第6章 性の歴史のグローバル化
第8回 教科書 第7章 記憶、コミュニティ、声
第9回 東アジアにおける性科学の導入
第10回 東アジアにおける「同性愛者」の登場
第11回 性的マイノリティのコミュニティ構築~中国・北京の実例をもとに~
第12回 映画祭とクィア・アクティビズム
第13回 クィア・コーディングとクィアベイティング
第14回 まとめ
※ 授業内容、順序等については、実際の授業の進捗状況に応じて変更する場合があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 後期で学んだ知識を元に、各自が関心のあるテーマについてレポートを提出する。 |
平常点 | 50 | 毎回の授業内容について感想や質問を提出する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
提出された課題等に盗用・剽窃がある場合はE判定とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
・教科書
ジェフリー・ウィークス『セクシュアリティの歴史』(筑摩書房 ちくま学芸文庫、2024年)
・論文
于寧「1990年代の中国本土における当事者による同性愛言説の形成――呉春生をはじめとする運動家の活動を中心に」(『女性学』第29号、2022年3月)
参考文献:
授業内で適宜、指示します。