シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 日本語BⅡ(2)(ろ) | 2026 | 後期 | 火5 | 学部間共通科目 | 松本 美香子 | マツモト ミカコ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
UW-JP1-J20M
履修条件・関連科目等
外国人留学生対象の自動登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業は、文章表現(作文)を中心に、学術的文章の読解・要約・言い換えを通して、日本語で内容を正確に整理し、根拠を示して伝える力を養うクラスである。後期は、書き言葉にふさわしい言い換えの技術(語彙・構文・簡潔化・含意の扱い等)を学び、文献講読の要約やレジュメ作成、引用を含む文章表現に適用する。文献講読では、担当者発表とグループディスカッションを通して理解を深め、後半はワールドカフェ形式の活動により、グループでテーマを設定し、資料に基づく発表と議論を行う。
科目目的
本授業の目的は、学生が日本語で文献の内容を正確に理解し、要約・パラフレーズ・引用を適切に用いて整理した上で、レジュメや発表を通して他者に分かりやすく伝えるための知識と技術を習得し、その過程を通して思考力を身につけることである。
到達目標
⑴ 文献の内容を正確に理解し、要点を整理できる。
⑵ 要約・パラフレーズ・引用を適切に用い、レジュメや文章としてまとめられる。
⑶ 担当者発表およびグループディスカッションを通して、自分の考えを根拠とともに述べられる。
⑷ グループでテーマを設定し、資料に基づく発表と議論(ワールドカフェ)を協働して行える。
⑸ 課題を達成する過程で、他者と円滑にコミュニケーションを図ることができる。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス:後期の進め方/技術:パラフレーズの目的と学び方
第2回 文献講読:「はじめに」要約①/技術:書き言葉
第3回 文献講読:「はじめに」要約②/技術:和語と漢語
第4回 文献講読:問いの立て方/
担当発表のやり方(レジュメ・進行・ディスカッションポイント)+担当決め/
技術:名詞化
第5回 文献講読:第1・2章(担当者発表+グループディスカッション)/
技術:ジャンルによる使い分け
第6回 文献講読:第3・4章(担当者発表+グループディスカッション)/技術:長い文
第7回 文献講読:第5・6章(担当者発表+グループディスカッション)/技術:上位概念
第8回 文献講読:第7・8章(担当者発表+グループディスカッション)/技術:簡潔な表現
第9回 文献講読:第9・10章(担当者発表+グループディスカッション)/技術:含意/解釈
第10回 文献講読:第11章(担当者発表+グループディスカッション)
+ワールドカフェの個人テーマ設定・グループ決め/技術:総合問題
第11回 文献調査:ワールドカフェのグループテーマ設定/技術:文献を引用する
第12回 文献調査:資料収集・発表設計(5分発表+10分議論)/技術:発表スライドを作成する
第13回 グループ活動:ワールドカフェ(共有・議論)/
技術:インタビューの内容をレポートに書く
第14回 振り返り:学びの整理(成長のまとめ)/授業の総括
※都合により変更する場合もありますので、予めご了承ください。
※課題を達成する際に、相互活動(担当者発表、グループディスカッション、相互フィードバック)を取り入れています。
※「日本語サポーター(日本人学生など)」のビジターセッションを予定しています。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 80 | 提示する課題について、指示した書式に準拠し、説得力のある表現内容を有しているか。 |
| 平常点 | 20 | 授業に参加し、積極的に課題に取り組んでいるか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席率が70%に満たない場合は単位を与えない。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
必要に応じてメールにて個別指導を行う。
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
石黒圭『日本語は「空気」が決める:社会言語学入門』光文社新書、2013年
※その他、適宜、プリント(レジュメおよび資料)を配布します。
【参考文献】
二通信子・大島弥生・佐藤勢紀子・因京子・山本富美子『留学生と日本人学生のためのレポート・ 論文表現ハンドブック』東京大学出版会、2009年
佐渡島沙織・吉野亜矢子『これから研究を書く人のためのガイドブック:ライティングの挑戦15週間:第2版』ひつじ書房、2021年
酒井聡樹『これからレポート・卒論を書く若者のために:第2版』共立出版、2017年
酒井聡樹『これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術:第2版』共立出版、2018年
三浦香苗・岡澤孝雄・深澤のぞみ・ヒルマン小林恭子『最初の一歩から始める日本語学習者と日本人学生のためのアカデミックプレゼンテーション入門』ひつじ書房、2006年