シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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生物の生態と進化 | 2025 | 後期 | 水2 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 高田 まゆら | タカダ マユラ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-BI5-3C66
履修条件・関連科目等
生物多様性の維持創出機構や生物多様性の保全管理に関する研究に取り組んでいることが履修条件となる。そうでない場合は、こうした課題・問題に深い興味を持っていることが必須となる。基礎生態学、保全生態学概論を優秀な成績で単位取得しているなど、生態学に関する基礎知識が十分備わっている必要がある。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
研究対象としている生物、もしくは深い興味を持っている生物の生態や進化に関する最新の知見を国際的な学術論文のレビューから学び、それらの知見を自身の研究に活かす能力を身につける。国際学術論文のレビューを自発的な学習として行い、その成果を発表し、討議するアクティブ・ラーニングの形式で授業を行う。
科目目的
多くの国際的な学術論文を自身で検索、熟読、理解することで、自身で設定した生態学に関連する様々な研究課題の重要性や意義を十分理解し、研究手法や解析手法等を習得できる知見や技術を身につける。
到達目標
生態系・生物多様性保全に関する科学的な見方、分析・評価方法、および科学と社会との相互作用に関する確かな専門的知識を身につけ、生物多様性の保全・再生の現場で活用できるようにする。
授業計画と内容
1.生物の生態1 個体群の成長
2.生物の生態2 種内競争
3.生物の生態3 種間競争
4.生物の生態4 捕食被食
5.生物の生態5 メタ個体群
6.生物の生態6 多種の共存機構
7.生物の進化1 動物の生活史
8.生物の進化2 植物の生活史
9.生物の進化3 動物の行動
10.生物の進化4 動物の社会
11. 生物の進化5 動物と植物の共進化
12.論文レビュー成果発表、討論1 生物の生態
13.論文レビュー成果発表、討論2 生物の進化
14.論文レビュー成果発表、討論3
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
生態学の基礎的な概念や知識・理解を十分に習得してから授業にのぞむこと。
授業内容と関連した分野の国際的な文献を多数検索、熟読し、発表(プレゼンテーション)を準備する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 30 | プレゼンテーション及び質問への返答等 |
平常点 | 70 | 各講義中の活動内容(発表、意見交換)等 |
成績評価の方法・基準(備考)
授業中の活動(発表、意見交換)を毎回評価し、それを総合して科目の評価とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
生態学:基礎から保全へ 培風館
Trends in Ecology & Evolution などの生態学に関連する国際的学術雑誌