シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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駆動デザイン特論 | 2025 | 前期 | 火2 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 奥井 学 | オクイ マナブ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-DR5-4C34
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
機械システムは,人々の生活を支える重要な役割を果たしている.その中でも,機械の動力源となる「駆動システム」は,性能や使い勝手を左右する中核的な技術である.本講義では,駆動系を有するウェアラブルシステムを主題に,その構成要素であるアクチュエータ,センサ,制御技術,人間工学,評価方法などを解説する.さらに,英語論文の読解を通じて,理解を一層深める.
科目目的
機械システムは,人々の生活を支える重要な役割を果たしている.既存の機械システムの目的や意味を読み解けると同時に,自ら機械システムをデザイン(提案・具体化・評価)できるようになることを目的とする.
到達目標
駆動系を有するシステムのデザインの基礎を説明でき,基礎的な課題に対して具体的なシステムを提案できる.
授業計画と内容
駆動系を有するウェアラブルシステムを題材に,以下の内容を予定する.
項目は目安であり,内容に関しても適宜その時の状況(受講者の数など)により変更を行う.
1.ガイダンス:駆動系を有するウェアラブルシステムとその開発史
2.構造・機構
3.アクチュエータ
4.エネルギ源
5.センサ
6.装着方法
7.制御・インターフェース
8.評価方法①
9.評価方法②
10.システムデザイン
11.開発事例
12.論文調査発表①
13.論文調査発表②
14.論文調査発表③
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 論文調査発表資料および発表内容により評価します。期日までに課題を提出しない者については0点とします。 |
平常点 | 50 | 講義中のディスカッション,講義への参加態度を総合して評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
2023.4~2024.3 株式会社IHI 技術開発本部勤務
2014.4~2015.12 日産自動車株式会社 走行制御システム先行開発グループ勤務
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
ものづくり産業において実際に利用されているロボティクス・機械制御技術を厳選し,実用化の観点も交えて講義する.
テキスト・参考文献等
特になし。
必要に応じて参考資料を配布する。
配布方法は講義中に伝達する。