シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ネットワークセキュリティ | 2025 | 前期 | 水2 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 寺田 真敏 | テラダ マサト | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-PI5-8C93
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
インターネットが社会基盤として普及するに伴い、インターネットを悪用した侵害活動は活発化しており、その被害も広範囲かつ多岐に渡るようになってきている。本講義では、セキュアな情報システムを構成するにあたって念頭に置くべき、基本的なネットワークセキュリティを習得することを目的とする。
科目目的
ネットワークセキュリティに関する脅威を理解し、ネットワーク技術に関わる知識を習得する。
到達目標
(1)ネットワークセキュリティに関する脅威と対策の全体像を理解し説明できる。
(2)ネットワーク技術の仕組みを知識として理解し説明できる。
授業計画と内容
第01回 イントロダクション、ネットワーク社会に潜む危険の認識
第02回 ネットワークアーキテクチャとセキュリティ
第03回 TCP/IPとセキュリティ(1)特別な意味を持つIPアドレス
第04回 TCP/IPとセキュリティ(2)経路制御
第05回 ネットワークアプリケーションとセキュリティ(1)ネットワークアプリケーション
第06回 ネットワークアプリケーションとセキュリティ(2)パケット種別の判定
第07回 DNSとセキュリティ
第08回 電子メールとセキュリティ(1)
第09回 Webとセキュリティ(1)
第10回 Webとセキュリティ(2)・・・演習
第11回 電子メールとセキュリティ(2)・・・演習
第12回 ネットワーク層/アプリケーション層のセキュリティ技術
第13回 不正アクセスに関する理解を深める
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学習として、4回の課題レポート提出を予定している。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | 授業で提示した課題(学力考査、学力考査相当の小テストを含む)の結果を総合的に評価する。評価は、取組状況(講義時間内での達成量)、課題の提出状況(達成量)、正当率(品質)、提出速度(期限)の順で判断する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
講義毎に予定している課題レポートにより評価し、総合評価で6割以上を合格とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
電子メールで提出された課題レポートに対して講評・解説する。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
課題レポート提出において、電子メールなどのICTを使用する。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
(株)日立製作所でCSIRTの実務に従事
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
CSIRTの実務経験に基づきネットワークセキュリティを講義する。
テキスト・参考文献等
講義は配布資料を用いて実施する。資料は講義終了後に"manaba"から配布する。
その他特記事項
(1)第10回 Webとセキュリティ(2)、第11回 電子メールとセキュリティ(2)は、演習を予定している。ただし、演習室の利用状況によっては日程変更あるいは演習を中止する場合がある。
(2)6月第4週の講義(6/25)は、オンライン(Webex)を予定している。これに伴い、講義の順番を入れ替える場合がある。