シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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分子生理機能工学 | 2025 | 冬季集中 | 他 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 浅井 智広 | アザイ チヒロ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-BI5-9C11
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
細胞の生理機能のほとんどはタンパク質が担っている。本講義では,遺伝子上に発生した突然変異がどのようにタンパク質の機能進化に結びつくかを解説する。その原理を利用し,遺伝子の配列情報からタンパク質の機能を予測したり,全ゲノム情報を使った細胞全体の生理機能を推定したりするための考え方や手法を紹介する。
科目目的
遺伝子の配列情報からタンパク質の構造や機能を推定できるようになる。また,その限界を理解し,それを細胞機能の推定や改変に利用する考え方を身につける。
到達目標
・遺伝子の配列情報からタンパク質の機能に関係する構造を見出せるようになる。
・全ゲノム情報から細胞の機能を予測し,その遺伝子工学的な改変方法を提案できるようなる。
授業計画と内容
1.オリエンテーション
2.遺伝子の構造と相同性
3.中立進化と機能進化
4.配列解析:アライメントエディタの準備
5.配列解析:配列情報の取得,タンパク質の構造予測
6.配列解析:多重アライメント,分子系統樹の作成
7.相同性検索とアノテーション
8.比較ゲノム解析(パンゲノム,コアゲノム)
9.オミクス解析とシステム生物学
10.ゲノム解析:全ゲノム情報の取得
11.ゲノム解析:パンゲノム解析,コア遺伝子の推定
12.ゲノム解析:KEGGによる代謝経路予測
13.課題:分類群特異的な遺伝子の探索
14.課題:未知の生合成遺伝子の探索
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | 授業中に課すレポート課題の完成度で成績を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
特に指定しない。