シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
応用化学特殊論文研修Ⅵ | 2025 | 後期 | 他 | 理工学研究科博士課程後期課程 | 玄 大雄 | ゲン マサオ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-AC6-6A07
履修条件・関連科目等
博士課程後期課程3年時
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
近年、地球温暖化、環境汚染、資源・エネルギーの多量消費など、地球環境問題が年々深刻化しています。この授業では以下の応用研究について学びます。
エアロゾルの化学反応速度計測
エアロゾル反応プロセスの解明
気液界面で起こる反応の速度論的解析
雲の形成過程の解明
水中汚染物質の紫外線分解技術の開発
CO2回収効率向上技術の開発
科目目的
自立した研究者や高度の専門的な技術者に求められるのは、既往の学問の習得だけではなく、未知の分野に対しての好奇心と課題に対して自分で探求し解決していく力です。このような高度の専門家としての資質を養うことを目的とします。
到達目標
・最新の論文から得られる専門的知識と、研究遂行の過程で得られる実践的な知識とを融合させ、自立した研究者と高度の専門職業人の養成を目的とします。
・学位論文としてほぼ最終の形にまとめることを目標に、学位の申請に向けた専攻内審査のための発表資料の作成や口頭発表の準備を行うことができる力を備えることを目標とします。
この課目は、応用化学特殊論文研修I~Vと同じ研究テーマについて、関連する最新の論文を参考にしながら、研究結果について評価します。
授業計画と内容
履修生は、論文研修の一環として授業期間内に原則毎週実施される研究室セミナー等に主体的に参加する必要がある。そこで実施する授業内容は概ね以下の通りである。
第1回 イントロダクション、特殊論文研修Ⅵについて
第2回 プレゼンテーション技法
第3回 学生による論文紹介①テーマに関連する論文を熟読し、その内容を理解すして実験及び計算手法を教示できるようにマスターする。
第4回 学生による論文紹介②テーマに関連する論文を熟読し、その内容を理解すして実験及び計算手法を教示できるようにマスターする。
第5回 研究進捗発表① 自分の研究の進捗状況を報告し,研究の方向性を議論する。
第6回 研究進捗に対する質疑応答①
第7回 研究指導① 研究結果の議論と今後の研究の進め方を検討する。
第8回 研究進捗発表② 自分の研究の進捗状況を報告し,研究の方向性を議論する。
第9回 研究進捗に対する質疑応答②
第10回 研究指導② 研究結果の議論と今後の研究の進め方を検討する。
第11回 最終発表
第12回 最終発表に対する質疑応答
第13回 学位論文作成指導
第14回 学位授与審査発表指導
日程は研究室学生と調整して決め、各回1.5コマの研究指導をする(進捗により内容を変更する可能性もある)。ただし、これらの授業に参加するだけでなく、当初の研究方針に従って、研究テーマに関わる文献を調査して自ら課題を設定し、その解決方法を考えて具体的な実験計画を立て、実験を遂行してその結果を取りまとめプレゼンテーションするという一連の作業を、能動的に行うことが求められる。日頃から論文講読、研究のまとめを進めるとともに、研究データの解釈や研究の進め方について教員や共同研究者、同僚との議論を積極的に行う。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
配布された論文や、関連する文献を検索し、それらを取り寄せ、よく読んで理解できるようにしてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | 文献紹介や自身の研究成果の発表、討論をとおして評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
論文紹介の技量、研究進捗とその紹介の技量を以って評価します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業の中で適宜指示します。