シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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Global Studies (W.D.C) | 2025 | 春学期+夏季集中 | 火4 | 国際経営学部 | 張 用振 | チャン ヨンジン | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
GM-GL1-ZM01
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
今日のグローバル社会が直面する課題は、ますます多様化、複雑化しています。グローバル化の進展とその反動、国際関係の多極化、武力紛争の勃発、新技術の台頭、地球規模の問題の深刻化などにより、不確実性が高まっています。
このような状況を踏まえ、本コースは、グローバル社会に関する知識と経験を広げ、次世代を担うグローバル人材として活躍できるよう、次の2つの教育要素で構成されています。
1つ目の要素は、春学期に開講されるアクティブラーニング科目で、21世紀の世界の動向について学びます。具体的には、グローバル化とその反動、地球規模の問題、国際協力、技術革新、武力紛争と平和に焦点を当てます。この文脈で、2つ目の要素に関連する国際機関、政府機関、非営利団体の役割についても学びます。
2つ目の要素は、学生が真のグローバル社会の現実を体験できる短期海外プログラムです。期間は3週間で、舞台は世界の政治、経済、外交をリードするアメリカの首都ワシントンD.C.。このプログラムは、まず実践的な語学の習得を目的とした語学(英語)集中コースを受講し、有力大学を訪問、実際の授業に参加するなど、総合的なプログラムです。プログラム最大の特徴は、世界をリードする国際機関(世界銀行、IMF)、シンクタンク、NPOなどトップクラスの組織を訪問し、グローバル社会の実情について専門家から生の声を聞き、グローバル社会や国際舞台で通用する能力を養うことです。また、視点、洞察力、姿勢を学ぶ機会も提供します。さらに、日本の政府機関、日米関係団体、民間企業、米国の若手起業家との意見交換も行います。最後に、夕方のボランティア活動を体験します。
科目目的
この科目は、今日の国際社会において活躍し、世界に貢献できるグローバル人材を目指すための基礎となる、知識獲得力、コミュニケ―ション力、多様性理解力、組織行動力および自発的創造力について、どのようなものであるかを体感し、将来に向けてどのように学んでいくべきかを理解することを目的とします。
到達目標
この科目を通じて、履修生が以下を修得することを目標とします。
・国際社会の現状を分析し、課題を設定し、解決へと導くための、情報収集・分析方法を説明できる
・多様な価値観とその背景を理解し、違いを認め尊重しながら自分の言葉で説明できる
・チームで目標を達成するために、状況を判断して適切な貢献ができる
授業計画と内容
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各グループでプレゼンテーションの情報収集、打合せ、準備などで授業外でのグループ活動が複数回想定される。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 20 | 中間レポート |
レポート | 20 | 最終グループ論文(15%)とプレゼンテーション(5%) |
平常点 | 10 | 授業出席と授業参加 |
その他 | 50 | サマープログラム: 50% 地元施設訪問: 15% 語学プログラム: 15% ボランティア活動: 10% 姿勢/積極性: 10% |
成績評価の方法・基準(備考)
特段の理由のない欠席が4回以上の場合には、E評価とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
個別の質問に随時お答えしますので、manabaのコレクション(個別指導)にてお知らせください。
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
授業時間中、manabaを使用するin-class exerciseや調査活動をを行います。PCを持参してください。スマートフォンのみの使用は理由がない限り控えてください。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
講義担当者は経済団体連合会、在ジュネーブ日本政府代表部、三菱UFJリサーチ&コンサルティングにおける勤務経験を通じ、国際機関内部における勤務および国際機関との協力の経験があります。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
勤務先のいずれの立場からも本科目の主題である国際関係学に関与していることから、理論のみならず実態についても講義に盛り込みます。
テキスト・参考文献等
授業時に配布または周知します。
その他特記事項
* A more specific and updated syllabus will be distributed in the first class.