シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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労働法特講2(B) | 2025 | 後期 | 木2 | 法学研究科博士課程前期課程 | 井川 志郎 | イカワ シロウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-LB5-402L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
担当教員は、日本語を母語としますが、英語および(一部)ドイツ語での対応も可能です。履修者に合わせて、言語を使い分けたいと思います。
授業の概要
国際/グローバル労働法上の1-2つのトピックについて、輪読とディスカッションを行います。
科目目的
労働の世界に何らかの国際性を見出せるとすれば、その規律方法にも独自性が求められることになる。かかる意味での国際労働法ないしグローバル労働法につき、その独自の法理を探求することが本科目の目的である。
到達目標
必ずしも十分に体系化されていないこの国際ないしグローバル労働法について、受講生が一定の体系的なイメージをつかみ、もって今後の労働問題分析への新たな視点を得ることが、到達目標になります。
授業計画と内容
受講生と相談のうえ扱うトピックを決定し、それぞれにつき輪読と議論を行います。下記の第3回以降のトピックは、例示です。
1.ガイダンス
2.トピック、文献、報告順決定
3.「ビジネスと人権」と労働法①:BHR概念の意義
4.「ビジネスと人権」と労働法②:UNGPs
5.「ビジネスと人権」と労働法③:企業の人権尊重責任の内容
6.「ビジネスと人権」と労働法④:救済、FDL
7.「ビジネスと人権」と労働法⑤:法制化
8.「ビジネスと人権」と労働法⑥:議論、総括
9.国際労働私法①:意義
10.国際労働私法②:労働契約準拠法
11.国際労働私法③:国際的強行法規
12.国際労働私法④:集団的労働関係と抵触法
13.国際労働私法⑤:国際裁判管轄、裁判権免除
14.国際労働私法⑥:議論、総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
履修者は、自身が選択したトピックについて、簡単なノートを準備することが求められます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業への積極的な参加、議論への貢献、提出物の状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは指定しません。受講者の希望に応じて、都度資料を提供する予定です。