シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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消費税法Ⅱ | 2025 | 後期 | 火2 | 商学研究科博士課程前期課程 | 長島 弘 | ナガシマ ヒロシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CG-TL5-208L
履修条件・関連科目等
税法関連科目を受講することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
消費税法を体系的に理解し、消費税法の論点について、その解釈や適用につき裁判例を通じて知識と考え方を修得する。受講者は消費税法の理論を修得した上で、重要判例の中から、選択したテーマを報告した後に全員で討議するという形式で講義を進める。
科目目的
消費税法を体系的に理解し、税務の専門家として活動するための必要な知識と考え方を修得する。
到達目標
消費税法条文の的確な解釈が可能となるための基礎知識及び応用能力を涵養することを目標とする。わが国の消費税法上の課題の摘出、解釈に必要な知識の習得、思考能力の涵養及び問題へのアプローチの仕方を身につける。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス、消費税の制度と種類
第2回 消費税法 消費税の課税の仕組み
第3回 消費税法 消費税の納税義務者、判例研究
第4回 消費税法 小規模事業者の納税義務の免除、判例研究
第5回 消費税法 消費税の課税対象の判定基準、判例研究
第6回 消費税法 消費税の資産の譲渡等のあった日の判定、判例研究
第7回 消費税法 国境を越えた役務の提供に係る納税義務
第8回 消費税法 消費税と国際取引・輸入取引に係る非課税、判例研究
第 9回 消費税法 消費税と国際取引・輸出免税、判例研究
第10回 消費税法 課税標準と税率、判例研究①
第11回 消費税法 課税標準、判例研究②
第12回 消費税法 仕入税額控除等、判例研究
第13回 消費税法 簡易課税制度、判例研究
第14回 消費税法 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 20 | 授業への貢献度 |
その他 | 80 | 発表・質疑 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
税理士としての税実務経験がある。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
税理士としての税務調査立会や国税不服審判所に対する審査請求手続、租税訴訟における意見書作成等について解説する。
テキスト・参考文献等
「テキスト」
開講時に指示する。
「参考文献」
佐藤英明・西山由美『スタンダード消費税法』弘文堂
金子宏『租税法24版』弘文堂(2021)
水野忠恒『大系租税法4版』(2024)中央経済社
中里実・佐藤英明・増井良啓・渋谷雅弘編『別冊ジュリスト租税判例百選〔第7 版〕』有斐閣(2021)
税務大学校税大講本『消費税法(令和7年度版)』