シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究1(労働法) | 2025 | 前期 | 水3 | 法学研究科博士課程後期課程 | 井川 志郎 | イカワ シロウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-104L
履修条件・関連科目等
学部および博士前期課程の労働法科目を一通り履修しているか、それと同等の知識を有することが前提となります。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
各自が自身の博士論文に関連するトピックについて報告し、議論を行います。ただし、労働法に関わる内容に限ります。
科目目的
各自の研究内容が博士論文執筆に耐えうる水準のものかどうかを、労働法学の観点から批判的に考察することが、科目目的です。
到達目標
受講者が、自身の研究上の問いをより明らかにし、その意義・背景をより綿密かつ説得的に示せるようになり、さらに考察にあたって有用な分析視角を得ることが、到達目標です。
授業計画と内容
受講者の研究計画に応じて決定します。以下はトピックの例です。
1.ガイダンス、報告順決定
2.労働のアルゴリズムによる管理
3.「ビジネスと人権」と労働法
4.正規・非正規間の不合理な格差
5.事業場外労働と労働時間
6.性差別禁止規範
7.自己制限的実質法による労働者保護の空隙
8.性的マイノリティの職場での権利保障
9.定年後再雇用
10.労働者概念
11.労働関係における不法行為責任と準拠法
12.ドイツの人権デューディリジェンス立法
13.EUの人権デューディリジェンス立法
14.レポート提出、添削
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
報告内容の準備、レポート執筆
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 扱ったトピックについての研究結果と、それを踏まえて設定しうる今後の研究課題を示してもらう。そのうえで、課題設定やその背景・意義の明確性と適切性、将来的な発展可能性を評価する。 |
平常点 | 50 | 報告内容、議論への貢献を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは指定しません。受講者のテーマ・希望に応じて、資料を提供することがあります。