シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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経営組織論 | 2025 | 後期 | 火1 | 総合政策研究科博士課程前期課程 | 青木 英孝 | アオキ ヒデタカ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PG-MN5-201L
履修条件・関連科目等
学部レベルの経営組織論、経営戦略論、経営学の基礎知識が必要である。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
企業は現在、急激な環境変化に直面している。企業はこの変化に対応するために、戦略を構築し、同時に組織変革を試みている。企業という組織は、多様化した顧客ニーズの変化に対応するだけでなく、ICT革命に代表されるように技術的なイノベーションにも対応しなければならない。また、グローバル化の進展、M&Aの活況による子会社の増大といったグループ組織の巨大化、企業不祥事の発生など、組織として対応しなければならない課題は山積している。そこで本講義では、組織に関する基本的な理論を学習する。官僚制などの伝統的な組織、コンティンジェンシー理論、組織デザイン、職能別組織と事業部制組織、外部環境と企業組織、組織文化、経営倫理、イノベーション、意思決定プロセス、コンフリクト、組織内政治などの問題を扱う。基礎的な理論の学習に加えて、近年の組織革新、トップ・マネジメント組織のデザイン、企業不祥事などをテーマとした学術論文を読みながら、現実の企業組織が直面する問題を考察・議論する。
授業の進め方は次の通りである。まず、テーマごとにレポーターを割り当てる(履修者数により人数は変動する)。授業では、レポーターによる報告の後、担当教員による解説を行う。その後、当該テーマについてクラス全体でディスカッションを行い、問題意識と理解を高める。
科目目的
本講義の目的は、組織に関する大学院レベルの知識・理論を習得することである。そして、組織に関する知識・理論を応用することで、現実の企業や組織が直面する様々な経営課題に対処できる実践力を身につけることを目的とする。
到達目標
企業などの組織が実際に直面している組織上の諸問題に対して、問題の背後にあるメカニズムを理解したうえで、解決策を提案できるようになること。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
第2回 組織と組織理論
第3回 戦略・組織設計・有効性
第4回 組織構造の基本
第5回 外部環境と組織
第6回 製造業とサービス業の組織
第7回 組織の規模・ライフサイクル・コントロール
第8回 組織の文化
第9回 組織と倫理・組織不祥事
第10回 イノベーションと変革
第11回 意思決定と組織
第12回 コンフリクト・パワー・ポリティクス
第13回 トップ・マネジメント組織、グループ組織と子会社ガバナンス
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
レポーターの場合は、文献を十分に読み込み、レジュメを作成し、発表するための準備が必要である。課題文献の要約とともに、自分なりの視点から問題提起もしてもらう。レポーター以外の場合は、文献を読み込み、質問とコメント(A4用紙1枚)を準備してきてもらう。事前学習および復習に、各週3~4時間程度が必要である。なお、文献未読者(事前学習のない者)の講義への参加は認めない。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 企業等の組織問題に関する課題レポート(A4で5枚程度) |
平常点 | 50 | レポータ時の報告内容(作成したレジュメ,発表,質疑への対応など)およびレポーター以外の場合の質問とコメント |
その他 | 20 | 授業へのコミットメント・参加姿勢(質問やコメントの内容,発言の頻度,ディスカッションへの参加態度など) |
成績評価の方法・基準(備考)
課題レポートは最終回の授業時に提出・報告してもらい、内容に関する議論を通じて評価や問題点をフィードバックする。毎回、事前に文献を読み込み、疑問点などを明確にした上で授業に臨み、積極的に発言することを望む。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
必要に応じてmanabaやウェブ会議システムを利用します。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】リチャード・L・ダフト著,髙木晴夫訳,『組織の経営学』,ダイヤモンド社,2002年,ISBN4-478-43020-9
【参考文献】ポール・ミルグロム/ジョン・ロバーツ著,奥野正寛/伊藤秀史/今井晴雄/西村理/八木甫訳,『組織の経済学』,NTT出版,1997年,ISBNコード:4-87188-536-4
その他特記事項
適宜必要に応じて文献・資料等を紹介する。