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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:精神医学特殊研究Ⅰ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
精神医学特殊研究Ⅰ 2025 前期 水6 文学研究科博士課程後期課程 山科 満 ヤマシナ ミツル 1年次配当 2

科目ナンバー

LG-CY6-107L

履修条件・関連科目等

特になし。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

毎回事例研究論文を1本選び,事前に読み込んだ上でディスカッションを行います。

科目目的

精神病理学的な観点から論考された事例研究論文を読みこなし,事例を精神病理学的な視点から理解できるようになることが目的の授業です。

到達目標

精神病理学的な概念を使いこなし,事例について掘り下げた論考が出来るようになることが到達目標です。

授業計画と内容

① うつ病の事例(1) 病前性格論
② うつ病の事例(2) 発病状況論
③ うつ病の事例(3) 三大妄想の精神病理学
④ うつ病の事例(4) コタール症候群
⑤ 躁うつ病の事例 長期経過と自我の脆弱性
⑥ 躁うつ病の事例 躁うつ混合状態の精神病理
⑦ 統合失調症(1) 発病前状態
⑧ 統合失調症(2) 発病最初期
⑨ 統合失調症(3) 急性期と臨界期
⑩ 統合失調症(4) 寛解前期と寛解後疲弊病相
⑪ 統合失調症(5) 慢性期からの離脱可能性
⑫ 統合失調症(6) リハビリテーション
⑬ 強迫性障害の事例(1) 全般的特性
⑭ 強迫性障害の事例(2) 防衛としての強迫

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

論文は自身で検索・選定し,必要なら教員から指導を受けてください。授業前の論文の読み込みに時間をかけ,疑問点を列挙すると共に,自身で専門書に当たって自分なりの答えを用意して授業に臨んでください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 毎回事例をていねいに読み込み,積極的に授業に参加し,問題意識を持って取り組んでおり,授業で学んだことを十分理解し,それを手がかりとして主体的に探究を進め,精神病理学に関する基本的な諸概念を十分に理解し,現象の説明に際して適切にそれらを駆使できていることを重視します。

成績評価の方法・基準(備考)

事前学習の程度50%,授業中のディスカッションで示される事例への理解度50%。
<評価表示の水準>
100~90点=毎回事例をていねいに読み込み,積極的に授業に参加し,問題意識を持って取り組んでいる。授業で学んだことを十分理解し,それを手がかりとして主体的に探究を進めている。精神医学に関する基本的な諸概念を十分に理解し,現象の説明に際して適切にそれらを駆使できる。
89~80点=毎回事例を読み込んで授業に参加し,問題意識を持って取り組んでいる。授業で学んだことを基本的に理解し,それを手がかりとして探究を進めている。精神医学に関する基本的な諸概念を理解し,それらを現象の説明に際して駆使できる。
79~70点=授業に出席はしているが,事例の読み込みが不十分で,問題意識が明確でない。授業で学んだことを十分に理解できていないし,それを手がかりとして自ら探究を進めようという姿勢も弱い。指示待ちの姿勢である。精神医学に関する基本的な諸概念をある程度は理解できるが,それらを現象の説明に際して適切に駆使できない。
69~60点=授業への参加は十分ではなく,問題意識を持って取り組むという姿勢に欠けている。授業内容の理解度が低く,探究心にも乏しい。精神医学に関する基本的な諸概念の理解がままならず,したがって現象の説明もできない。
59点以下=授業への参加ができずに,基本的な履修意欲を欠いている。授業内容の理解ができず,自ら探究を進めることができない。精神医学に関する基本的な諸概念を理解できない。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

精神科医として公立単科精神病院に6年、大学病院精神科に通算8年、市中クリニックに通算25年以上、保健所の精神保健相談に通算8年、社会福祉法人の嘱託医として通算17年、企業内健康管理センターの嘱託医として22年、東日本大震災被災地でのボランティア活動に12年、大学内診療所の精神科医として6年の実務経験があります。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

実務経験から見て,実際に臨床現場で出会う可能性の高い事例を多く取り上げ,治療的な観点からの理解を重視した授業内容となります。

テキスト・参考文献等

その都度配布します。

その他特記事項

参考URL

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