シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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欧米史Ⅰ | 2025 | 前期 | 水4 | 経済学部 | 深川 美奈 | フカガワ ミナ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-IF1-151X
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
21世紀に入り、世界はさらに平和を模索しているが、現実には日々多種多様な問題が発生している。現代では国家間の些細な揉め事から一気に軍事衝突に移行することがよくある。我々人間は何度戦争を経験しても同じ戦争を起こしそうになる。第二次世界大戦の体験者が鬼籍に入ってしまっていることもあるが、問題なのは我々が戦争の「過去」から学んでいるとは言い難いということ、危機に対して鈍感になっているということである。現代に生き未来を担う我々は、歴史を学ぶことで国際社会が直面している問題を認知し、考察し、対策を考えなくてはならない。
本講義では「戦争の記憶」とどう向き合うかという問いから出発し、戦争犯罪人の処罰、旧東西ドイツ、日本の戦争の捉え方、国民の歴史認識、戦後補償問題や追悼の仕方、近隣諸国との関係にも考えをめぐらせたい。
科目目的
過去の歴史を学ぶことから、現在の国際情勢を正確に認識し、分析する力を身につける。
到達目標
時事問題に関心をもち、他国で起きた問題も身近なこととして考えられるようになる。
授業計画と内容
1 講義概要説明
2 「戦争の記憶」とどう向き合うか
3 戦争犯罪とは
4 ニュルンベルク裁判
5 旧西ドイツにおける「戦争の記憶」と歴史認識
6 旧東ドイツにおける「戦争の記憶」と歴史認識
7 東京裁判
8 日本における「戦争の記憶」と歴史認識
9 ドイツにおける戦後補償問題
10 日本における戦後補償問題
11 「追悼」の仕方
12 アメリカ、ヨーロッパの追悼施設
13 日本の追悼施設
14 近隣諸国との和解、共同作業
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業中に指示した参考文献(文学作品を含む)を読んだり、映画や芸術作品を自発的に鑑賞し、講義で対象とした時代の雰囲気を理解するよう努めて欲しい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 20 | レポートを中間試験とみなす。インターネット情報や参考文献の丸写しやコピー&ペーストが判明した場合はレポート未提出とする。 |
期末試験(到達度確認) | 70 | 論述問題を1問か2問出題する。レポート同様インターネット情報や参考文献の丸写しやコピー&ペーストが判明した場合は、減点するか未解答とすることがある。 |
その他 | 10 | リアクションペーパーの提出度合い。 |
成績評価の方法・基準(備考)
授業期間中のレポート(20点/100点)、期末試験(70点/100点)、その他(10/100点)により総合的に判断する。詳細については開講時に説明する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
特に定めない。レジュメを配布し、参考文献等を随時指示する。
その他特記事項
特になし
参考URL
特になし