シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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文学Ⅰ | 2025 | 前期 | 火4 | 経済学部 | 近藤 まりあ | コンドウ マリア | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-IF1-171X
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
この講義では、アメリカの文学作品について考察しながら、作品の背景となっているアメリカの歴史・社会・政治・経済・文化等についても詳しく解説します。植民地時代から1930年代までの文学作品とその背景を理解することで、それぞれの作品がどのような意味で「アメリカ的」なのかを考え、BLM運動や大統領選挙など現代アメリカの諸問題について考える際の視点の基礎を築きます。
科目目的
アメリカの主要な文学作品と、作品の背景としてのアメリカについて基礎的な知識を習得することを目的とします。
到達目標
主要なアメリカ文学作品とその歴史的・社会的背景を知り、講義から得た知識に基づいて自分の意見を論理的に述べられるようになること。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
第2回 ピューリタニズム(ナサニエル・ホーソン)
第3回 植民地時代の文学(ベンジャミン・フランクリン)
第4回 アメリカン・ルネッサンス①(ラルフ・ウォルドー・エマスン/ヘンリー・デイヴィッド・ソロー)
第5回 アメリカン・ルネッサンス②(ハーマン・メルヴィル)
第6回 南北戦争と奴隷制①(ハリエット・ビーチャー・ストウ)
第7回 南北戦争と奴隷制②(マーク・トウェイン)
第8回 南北戦争と奴隷制③(マーガレット・ミッチェル)
第9回 リアリズム小説と自然主義①(ヘンリー・ジェイムズ)
第10回 リアリズム小説と自然主義②(シオドア・ドライサー)
第11回 リアリズム小説と自然主義③(ジョン・スタインベック)
第12回 ロスト・ジェネレーション①(スコット・フィッツジェラルド)
第13回 ロスト・ジェネレーション②(アーネスト・ヘミングウェイ)
第14回 総括
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業で扱う作品(作品・作家名等の詳細は最初の授業内で指示します)を読むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 90 | 植民地時代から1930年代頃までのアメリカ文学作品とその歴史的・社会的背景について理解しているか |
平常点 | 10 | ・主体的に授業に参加しているか ・各講義の最後に実施される小テストにおいて、講義内容を十分理解していることを示せるか |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
毎回の課題やアンケートにおける履修者からの質問・コメントを講義内で紹介し、解説等を行います。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaの小テスト機能等を利用します。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
毎回レジュメを配布します。参考文献については講義内で適宜紹介します。