シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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スペイン語3/スペイン語1 1年特設クラス(春)/スペイン語3 1年特設クラス(春)/スペイン語(Ⅲ)/スペイン語(Ⅰ)1年特設クラス(春)/スペイン語(Ⅲ)1年特設クラス(春)【1年74組】 | 2025 | 春学期 | 土1 | 法学部 | 大木 雅志 | オオキ マサシ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-SP1-003M
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
スペイン語が話せるようになると、皆さんの世界が広がります。スペイン語の母語話者は、世界に約5億人おり、彼らと会話できるようになるだけでなく、日本語や英語に翻訳されていないスペイン語圏の一次情報を入手することが可能になります。
この授業では、「会話・聴解・読解・作文」を中心にスペイン語を学習します。授業は基本的に「ビジネス表現」、「ボキャブラリー」、「会話練習」、「読解」、「リスニング」、「スペイン語圏あれこれ」のパートで構成されており、皆さんが興味を持ちやすい題材を扱いながら、授業を進めていきます。
科目目的
中央大学法学部のカリキュラムでは、すべての学生が必修の外国語として 2 種類の言語を学びます。スペイン語は、法学部政治学科の皆さんに開設されている選択外国語で、1・2年生で基礎的な学習を行います。
本授業では、「会話・聴解・読解・作文」を中心に学習し、ビジネス等の実務で使えるスペイン語を身につけることを目的とします。文法や語彙の学習だけでなく、コミュニケーション手段としてスペイン語が活用できるように、「聞く・読む・話す・書く」力を伸ばしていきます。
到達目標
上記目的を達成するため、スペイン語3では、①自己紹介ができること、②簡単なeメールが作文できること、を到達目標にしたいと思います。
授業計画と内容
第1回:第1課(挨拶、自己紹介)/スペイン語の世界
第2回:第2課(名詞の性数、hayを使った存在文)/礼・謝罪
第3回:第2課(hayを使った疑問文)/会議での会話(基本表現)/授業で使う表現
第4回:第3課(動詞の活用)/バルでの会話(基本表現)/国名・数字(0~19)・飲み物
第5回:第4課(ser動詞とestar動詞)/バルでの会話(注文)/野菜・果物
第6回:第4課(指示形容詞・指示代名詞)/レストランでの会話/職業・色
第7回:到達度確認/タクシーでの会話/家族・月
第8回:第5課(hayとestarの使い分け)/eメール(基本表現)/容姿・性格
第9回:第5課(ir動詞、前置詞)/ eメール(会議設定) /位置表現
第10回:第6課(不規則活用動詞)/会議の会話(導入)/序数・数字(20~)
第11回:第7課(所有形容詞)/会議の会話(アイスブレイク)/天気表現
第12回:第8課(人称代名詞・目的格)/不定詞を使った表現/主要動詞・場所
第13回:第8課(gustar型構文)/ホテルでの会話(チェックアウト)/身体
第14回:総括・まとめ(前期で扱った表現の復習)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 30 | 試験結果を総合評価のうち30%に換算して、評価を行います。 |
期末試験(到達度確認) | 30 | 試験結果を総合評価のうち30%に換算して、評価を行います。 |
平常点 | 40 | 授業の参加度、レポート課題、出席回数などを基に評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
総合評価の評点60点以上を単位取得の条件とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaを使用したレポート課題等。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
外務省や民間企業において、スペイン語を使用していました。グアテマラにおける2年間の駐在経験、スペインのシンクタンクにおける10年以上の経験、中南米地域(メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、パナマ、コロンビア、ペルー、チリ、パラグアイ)における実務経験があります。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
上記の経験を通じて、実務で使用されるスペイン語を授業で扱いたいと思います。特に、ビジネスの現場で使用される用語や表現を学んでいきます。また、スペイン語を学習することによって、将来どのような場面で役に立つか等についてもお伝えしていきたいと思います。
テキスト・参考文献等
【テキスト】
・櫻井道子、栗林ゆき絵『オイガ ースペイン語基礎固めー』同学社、2021年
【参考文献】
・GIDE語彙研究班『スペイン語語彙練習帳 ー¡スぺ単!ライトー』朝日出版社、2008年
その他特記事項
私自身、外務省や民間企業において、スペインや中南米地域で仕事をする中で、スペイン語しか通じない場面やスペイン語でしか情報収集できない場面が数多くありました。授業では、どのような場面でスペイン語が必要になるかもお伝えしていきますので、皆さんにはそれらを意識ながら、実践的なスペイン語を学んでいただき、スペイン語を将来の強みの一つとしていただきたいと考えています。