シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語2・6 Reading (Advanced)/英語(Ⅱ)・(Ⅵ) (Advanced) | 2025 | 秋学期 | 月1 | 法学部 | 吉田 裕 | ヨシダ ユタカ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-EN1-002M,JU-EN2-006M
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業では、英語で短編小説を読みます。半期に、3篇から4篇ほどの作品を読みます。小説になじみがない人でも、どういった読み方をすればよいのかを少しずつ学んでいくため、しだいに慣れることができるでしょう。
また、扱う作品は、カリブ海地域出身の女性作家の短編を扱うこととします。カリブ海地域はほとんどの方がなじみがないかもしれませんが、現代世界や西洋近代の複雑さを理解するには非常に重要な場所です。そのため、まずはこの地域を知るために最低限必要な知識をある程度身に着けた上で、授業の内容に入る予定です。その他、進度などは、履修者のペースと相談しながら、臨機応変にするつもりです。
科目目的
論理的な思考力を求められるような主に現代の英語の文章を読み解き、多面的に理解し、自らの考えを構 築することができる能力を身につける。
到達目標
学生の教養に資する、論理的な思考力が求められる英語の文章をとりあげ、テクストがどのような文脈で書かれているのかを必要に応じて自ら調べて補いながら、正確に読み解く能力を養う。より専門的な語彙や難易度の高い語彙、文法的に複雑な文、レトリックを含む文章を、文章構造も意識しながら、理解することができるようにする
授業計画と内容
第1回 イントロダクション(カリブ海地域についての導入)
第2回 インド系移民の背景(前半):短編4を題材に
第3回 インド系移民の背景(後半):短編4を題材に
第4回 インド系移民の労働と生活:短編4を題材に
第5回 短編4についてのディスカッション
第6回 カリブ海地域の女性と家父長制の成立(前半):短編5を題材に
第7回 カリブ海地域の女性と家父長制の成立(後半):短編5を題材に
第8回 カリブ海地域の女性の記憶と現在:短編5を題材に
第9回 短編5についてのディスカッション
第10回 カリブ海地域の性的少数者と植民地下の法制度(前半):短編6を題材に
第11回 カリブ海地域の性的少数者と植民地下の法制度(後半):短編6を題材に
第12回 カリブ海地域の性的少数者の現在を知る:短編6を題材に
第13回 短編6についてのディスカッション
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
本授業を履修した学生は、授業外で毎週1から2時間程度の予習復習などの学習を行うことが求められます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 学期末に試験を行います。授業で扱った作品から出題します。 |
レポート | 20 | 学期末に、授業で扱った作品についての読書記録を提出してもらいます。詳しくは初回授業にて説明します。 |
平常点 | 30 | 学期に一回の発表が必須となります(15%)。発表の仕方につきましては、授業にて説明します。また、扱う作品の毎回の予習も評価対象になります(15%)。 |
成績評価の方法・基準(備考)
欠席は3回まで許容しますが、3回を超えての欠席については単位修得の条件を満たしませんので
注意してください。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストの購入は必要ありません。必要な資料は授業中に配布します。参考文献リストにつきましても、授業中に配布いたします