シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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入門演習 | 2025 | 後期 | 火3 | 経済学部 | 堀内 英次 | ホリウチ エイジ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
EC-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
この講義では、身近な問題をはじめ、現在注目されている経済問題の内初学者でも比較的扱いやすいテーマを選び、賛成派・反対派の論争を通じて様々な「考える切り口」や「立論の仕方」を学びます。さらに、それらを批判的に検討することで、優れた思考法とは何かについて皆で検討します。また、学習の集大成として、それまでの学びを踏まえ、現実の政策テーマを自由に一つ選び、賛成派・反対派の意見を批判的に検討しながら改善案をグループで考え、プレゼンテーション形式で発表します。
科目目的
1, 身近な問題や経済政策における優れた思考法を取捨選択することを通じて、自らの思考法として取り込んでいくことを目的とします。
2, 現実の政策テーマにおいて、既存の議論を踏まえ改善案を作成することで、提案力を磨くことを目的とします。
3, プレゼンテーション形式で意見を発表することを通じて、PowerPointを使い発表する技術を学ぶことを目的とします。
4, 4週間のグループ学習を行うことを通じて、他者と知的に協力する経験を積むことを目的とします。
到達目標
1, 様々なテーマについて、既存の様々な議論を多様な観点から適切に評価できる。
2, 政策の背景や現状、さらには既存の議論を踏まえつつ、説得的な改善案を提示することができる。
3, 議論において自ら説得的に意見し、他者の意見も検討することで、皆で説得的な結論を導くことに貢献できる。
4, PowerPointを使い、論理的、視覚的に効果的なプレゼンテーションができる。
授業計画と内容
第01回 1:身近な問題から「考える切り口」を考える:講義
第02回 1:身近な問題から「考える切り口」を考える:講義・グループワーク
第03回 1:身近な問題から「考える切り口」を考える:グループワーク(続き)
第04回 図書館講習会
第05回 2:政策論争から「考える切り口」を学ぶ:テーマ:国際経済関係
第06回 2:政策論争から「考える切り口」を学ぶ:テーマ:規制緩和
第07回 2:政策論争から「考える切り口」を学ぶ:テーマ:社会保障政策
第08回 パソコン講習会 PowerPoint
第09回 3, 政策提言を考える:班分け、テーマ決め、資料・データ収集
第10回 3, 政策提言を考える:賛成派・反対派の意見検討(スライド構成検討含む)
第11回 3, 政策提言を考える:賛成派・反対派の意見、政策提言検討(スライド構成検討含む)
第12回 3, 政策提言を考える:政策提言検討、プレゼンテーション準備
第13回 3, 政策提言を考える:プレゼンテーション大会
第14回 :総括:自分で作成した「考える切り口」の発表
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前に課題が出される場合があるので、その場合にはmanabaに提出する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 30 | 授業での発言と貢献度 |
その他 | 70 | 1)授業後にmanabaに提出するレポート (40%) 2) プレゼン形式での発表(30%) |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
授業内で、文書作成用にPC、アンケート用に携帯を利用します。原則毎回持参してください。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
なし。資料は適宜紹介します。