シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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入門演習 | 2025 | 前期 | 木4 | 経済学部 | 蒲谷 景 | カバヤ ケイ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
EC-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
本演習では文献輪読やグループワークを通じて,経済と環境や食料などの問題に関する基礎的な知識を身に着けていきます.自身が作成した資料を用いて概要を説明したり,グループワークの結果を発表したりするので,人前で話す力や他者の意見を聴く力を養うことができると思います.また,これらを踏まえ最後には,持続可能な食料の生産と消費について何をすべきかというテーマで,各自にプレゼンテーションを行ってもらいます.聴衆を意識した発表や丁寧な質疑応答を心掛けてもらいますので,一定の発表能力が身につくものと思慮します.
科目目的
現代の主要課題のひとつである環境・食料問題を学びつつ,コミュニケーションスキルやプレゼンテーション能力を伸ばすことが目的です.
到達目標
・文献を読んで理解し,他者に説明できること.
・グループ内で意見を交換し,その内容をとりまとめて発表できること.
・自ら情報を収集し,パワーポイントを用いてその内容を伝えられること.
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回 パワーポイントを用いたプレゼンテーションの練習(自己紹介)
第3回 ワードを用いたレジュメの作成
第4回 文献輪読(1章:導入,2章:食料市場)+グループワーク
第5回 文献輪読(3章:市場の限界,4章:農業と自然)+グループワーク
第6回 文献輪読(5章:食品ロス,6章:肉食と環境)+グループワーク
第7回 エクセルを用いた図表の作成
第8回 文献輪読(7章:農業政策,8章:バイアス)+グループワーク
第9回 文献輪読(9章:食品技術,10章:エコラベル)+グループワーク
第10回 文献輪読(11章:ナッジ,12章:持続可能な食生活)+グループワーク
第11回 個人プレゼンテーションのテーマ発表と準備
第12回 個人プレゼンテーション(前半)
第13回 個人プレゼンテーション(後半)
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
文献輪読では自身が担当する章の発表資料を作成してもらいます(人数に応じてペアやグループでの作業となる可能性もあります).
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 文献輪読の発表資料の質やグループワークへの貢献,プレゼンテーションの巧緻さなどを評価の対象とします. |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
輪読用テキストは以下を予定。
下川哲(2021)『食べる経済学』大和書房
その他特記事項
授業中にグループワーク発表用のスライドを作成したりするため,パソコン持参が望ましいです.